草花を求めて里山に入ると色んな出会いがあります。
それが始めて見る珍しいものであったり、反対に毎年同じ時期、同じ場所で見られる
毎度お馴染みの花であったりしますが、その中には季節が巡ってくると、どうしても
一度は見ておきたい花というのがあります。
このツルニンジンも私にとってはそんな花の一つで、秋になって開花時期が近づくと
何回も足を運んで、花の咲いているのを見ると思わず嬉しくなってきます。
猛暑が続いたので少し心配してましたが、今年も無事に沢山の花を見ることができました。
3年前、最初にこの花を見つけた時は2~3株で高さも1㍍以下でしたが、現在では
20株位に増えて、蔓も長いものでは2~3㍍ほどの高さにまで達しています。
キキョウ科の花にしては色や形が少し地味ですが、この素朴な色合いと個性的な形は魅力です。
ツルニンジン <キキョウ科 ツルニンジン属> 蔓性多年草 別名ジイソブ
根が太く朝鮮人参に似ていることからこの名があります。花冠は親指が入るくらいの広い釣鐘形、
蔓を傷つけると、悪臭のある白い乳液が出ます。
花冠の内側の紫褐色の斑点は、もう少し明確で数本の筋状になっているものが多いようです。
この個体は斑点が少ないほうです。
萼は花冠の大きさに比べて大きめで、基部に明確な突起が見られます。
開花前の蕾はキキヨウと同じ袋状になっています
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