平年より二週間近く早く既に、ここ関東でも梅雨入りしましたが、天候に恵まれた先週末、
近くにあります「くりはま花の国」へ行って参りました。
ここは、かつて久里浜緑地と言われた谷戸一面を使い、春はポピー、秋はコスモスが
それぞれ100万本の規模で植えられ、文字通り「花の国」となっています。
谷戸の頂上に位置し子供たちに「ゴジラ広場」と呼ばれる遊園地まで二両編成の
フラワートレインも走り、幼い子供たちにも人気のスポットとなっています。
現在は6月5日(日)までの予定でポピー祭りが行われており、最終日にはポピーの
摘み取りが自由に出来るようです。
四月当初の寒さもあり若干花時は遅れたようでしたが、昨年以上に花数も多く、
まさに野原一面に花の絨毯が敷き詰められたような鮮やかな色彩に覆われた花園でした。
ポピーと言えば与謝野晶子の歌に・・・
「ああ皐月 仏蘭西の野は 火の色す
君も雛罌粟(こくりこ)われも雛罌粟」
があります。
谷戸一面を埋めて咲くポピーに、かつて晶子がフランスで見たでありましょう
野原一面に燃え立つように咲くポピーの群生が目に浮かびました。
晶子の短歌の足元にも及びませんが、かつてこのポピーを眺めて詠んだ短歌を
掲載したいと思います。
☆ざわめきは裡なる揺れか久里浜の
海になだるる谷戸のひなげし
近くにあります「くりはま花の国」へ行って参りました。
ここは、かつて久里浜緑地と言われた谷戸一面を使い、春はポピー、秋はコスモスが
それぞれ100万本の規模で植えられ、文字通り「花の国」となっています。
谷戸の頂上に位置し子供たちに「ゴジラ広場」と呼ばれる遊園地まで二両編成の
フラワートレインも走り、幼い子供たちにも人気のスポットとなっています。
現在は6月5日(日)までの予定でポピー祭りが行われており、最終日にはポピーの
摘み取りが自由に出来るようです。
四月当初の寒さもあり若干花時は遅れたようでしたが、昨年以上に花数も多く、
まさに野原一面に花の絨毯が敷き詰められたような鮮やかな色彩に覆われた花園でした。
ポピーと言えば与謝野晶子の歌に・・・
「ああ皐月 仏蘭西の野は 火の色す
君も雛罌粟(こくりこ)われも雛罌粟」
があります。
谷戸一面を埋めて咲くポピーに、かつて晶子がフランスで見たでありましょう
野原一面に燃え立つように咲くポピーの群生が目に浮かびました。
晶子の短歌の足元にも及びませんが、かつてこのポピーを眺めて詠んだ短歌を
掲載したいと思います。
☆ざわめきは裡なる揺れか久里浜の
海になだるる谷戸のひなげし