報道によりますと、大雨特別警報が発表された熊本県と鹿児島県では4日、各地で土砂崩れが発生し、
熊本県球磨村渡では球磨川が氾濫しました。なお、熊本県人吉市や水俣市、鹿児島県阿久根市など
10市町村が約3万5700世帯、約7万6600人に避難指示を出されました。
東京都では7月2日に107人の新型コロナウイルス感染症感染者が判明し、緊急事態宣言下の
5月2日以来となる100人超えで大きなショックが広がっていましたが、3日はさらに増え、
その数は124人にも上っています。
小池都知事は2日の臨時記者会見で「『感染拡大要警戒』の段階」としていましたが、
この日の定例会見では新宿、池袋での感染者が多く確認されたことで、あくまで「夜の街」を
中心に20~30代に感染が拡大しているとして、改めて警戒と検査を呼び掛けました。
私も通常勤務となって一か月となりますが、周辺では通勤電車の混雑も始まり、街の賑わいも
緊急事態宣言前に戻りつつあります。感染者の拡大に実感として怖さはありますが、自らできる
最大限の注意を払いつつ「新しい生活様式」を、淡々と続けていくしかないですね。
勤務の無い日ゃ、休日は、プールも閉鎖されたままですので、相変わらず近隣の遊歩道や、
公園、森などに散策や、ジョギングを細君ともども行っています。そんな折々のデジイチスケッチを、
足跡として掲載したいと思います。
散策やジョギング、通勤の日々の一齣を、短歌に詠ってみました。
☆街一つ風はつつみて海に入る コロナ禍のなかヤマユリの香も
☆うとうとと浅き眠りに目覚むれば コロナ籠りの彷徨いつづく
☆ほたる舞い一つ一つの背負いたる 闇の深さに身震いもして
☆巣ごもりに義姉より届く小包に ミカン溢れてビタミンもまた
☆コロナ禍に月下美人のつぼみさえ 遅れおくれてようやくに伸び
☆木下闇若葉のしずく身に浴びる コロナ籠りに二人並びて
☆我が腕に駆け寄り群れし孫たちの 姿は遥かネットの先に
☆孫たちに何を遺さん 我が短歌紡ぎし言葉足跡なるや
☆コロナ禍に手の温もりもハグさえも 忌み嫌わるるディスタンスゆえ
☆籠る日も解除宣言で解かれども 通う電車に怖さ沸きくる
☆鉛筆の貸し借りすらも禁止する 教師の胸中想いて痛し
☆宰相の語る言の葉滑りゆく 緊急事態も想いこもらず
☆リーマンを越えたると言う指標なり 我らの実感とうに超えたり
☆歌舞伎町 夜の迷路に惑いゆく 若きらの明日 心痛みし
☆付き合いはまだまだ続くコロナ禍は あなどるなかれ恐るるなかれ