【コース】(鎌倉)円覚寺~明月院~建長寺~鶴岡八幡宮~(江ノ電沿線)~稲村ヶ崎~七里ヶ浜~江ノ島
2月17日に、日帰りで鎌倉・江ノ島に行ってきました。鎌倉へ行くのは今回で4回目、8年ぶりです。
最初に向かったのは円覚寺。巨大な山門が見事。歴史ある禅寺らしく、風格と威厳のある雰囲気。ただの観光目的で訪れただけなのに、心が引き締まりまる思いがしました。
円覚寺を「威厳ある父親」とすると、次の明月院は「優しさあふれる母親」。
あじさいで名高い明月院は、様々な四季の草木が植えられた、優しい雰囲気に包まれたこじんまりとしたお寺でした。梅の開花には早く、蝋梅があまい香りを漂わせながら咲いていました。オフシーズンのため、観光客はまばらで落ち着いた雰囲気。円覚寺の時とは打って変わって心はリラックス。
300円をユニセフ募金箱に入れ、明月院の本堂の座敷に上がらせていただきました。お茶を頂きながら座敷の奥で裏庭を鑑賞。丸窓によって丸く切り取られた冬枯れした裏庭はまるで絵画のよう。お寺の人に「裏庭には野生のリスが出てきますよ」と声をかけられたので、縁側に出て眺めると木の上にかわいらしいリスが。裏庭だけで三匹目撃。鎌倉の自然の豊かさを実感しました。表庭は枯山水の庭で、窓に切り取られ、座敷から鑑賞する表庭も絵画のようで、しばし見とれました。
どうやら私には「威厳のある父親」よりも「優しさあふれる母親」の方が好みのようです。明月院が非常に気に入りました。あじさいの時期の明月院はすばらしいでしょうが、落ち着いた雰囲気を味わうならオフシーズンがいいと思いました。
建長寺は、円覚寺と同様、風格と威厳のある雰囲気。三門の下でお坊さんの法話が始まったので、足を止めて耳を傾けました。けんちん汁発祥の地建長寺ということでけんちん汁の話から始まり、「けんちん汁が豆腐、にんじん、ごぼうなどいろいろな具から成り立つように、人の世界もいろいろな人がいてこそ成り立つ。人は多かれ少なかれ他人に迷惑をかけなくては生きられない存在。他人に迷惑をかけられることがあっても『お互い様』と広い心を持つことが大切だ。」とのお話でした。あわただしい日常生活の中で忘れられがちなことを思い出させてくれた法話でした。
建長寺から鎌倉駅までは徒歩で移動。途中、鶴岡八幡宮で参拝。湘南海岸を見るべく鎌倉駅から江ノ電に乗り、「稲村ヶ崎駅」で下車。数分歩くと、目の前には湘南海岸が広がりました。ドライスーツを着てサーフィンに興ずるサーファー達を横目で見ながら七里ガ浜まで海辺を歩き、江ノ電に乗って江ノ島に向かいました。
江ノ島では、階段を昇るのがつらかったので有料エスカレーターを利用し、まず江島神社の辺津宮、中津宮を参拝しました有名な裸弁天を見たいと思っていましたが、150円の拝観料がかかるのでけちな私は断念。頂上へ上り海を眺めた後、奥津宮に立ち寄り、岩屋と稚児ヶ淵に向かいました。岩屋は残念ながら営業時間に間に合いませんでした。江ノ島で最も印象に残ったのは、稚児ヶ淵から頂上までの昇り階段でしょうか。運動不足の身にはとてもきつかった。江ノ島の入り口に戻ったころにはすでに日が落ちていました。
8年ぶりの鎌倉散歩でしたが、歴史と文化のある街が好きな私には、鎌倉は非常によい街だと再確認しました。鎌倉には、行ったことのないお寺がまだまだありますので、今後開拓していきたいと思います。そして、明月院の他に、私好みのお寺を見つけたいと思います。
2月17日に、日帰りで鎌倉・江ノ島に行ってきました。鎌倉へ行くのは今回で4回目、8年ぶりです。
最初に向かったのは円覚寺。巨大な山門が見事。歴史ある禅寺らしく、風格と威厳のある雰囲気。ただの観光目的で訪れただけなのに、心が引き締まりまる思いがしました。
円覚寺を「威厳ある父親」とすると、次の明月院は「優しさあふれる母親」。
あじさいで名高い明月院は、様々な四季の草木が植えられた、優しい雰囲気に包まれたこじんまりとしたお寺でした。梅の開花には早く、蝋梅があまい香りを漂わせながら咲いていました。オフシーズンのため、観光客はまばらで落ち着いた雰囲気。円覚寺の時とは打って変わって心はリラックス。
300円をユニセフ募金箱に入れ、明月院の本堂の座敷に上がらせていただきました。お茶を頂きながら座敷の奥で裏庭を鑑賞。丸窓によって丸く切り取られた冬枯れした裏庭はまるで絵画のよう。お寺の人に「裏庭には野生のリスが出てきますよ」と声をかけられたので、縁側に出て眺めると木の上にかわいらしいリスが。裏庭だけで三匹目撃。鎌倉の自然の豊かさを実感しました。表庭は枯山水の庭で、窓に切り取られ、座敷から鑑賞する表庭も絵画のようで、しばし見とれました。
どうやら私には「威厳のある父親」よりも「優しさあふれる母親」の方が好みのようです。明月院が非常に気に入りました。あじさいの時期の明月院はすばらしいでしょうが、落ち着いた雰囲気を味わうならオフシーズンがいいと思いました。
建長寺は、円覚寺と同様、風格と威厳のある雰囲気。三門の下でお坊さんの法話が始まったので、足を止めて耳を傾けました。けんちん汁発祥の地建長寺ということでけんちん汁の話から始まり、「けんちん汁が豆腐、にんじん、ごぼうなどいろいろな具から成り立つように、人の世界もいろいろな人がいてこそ成り立つ。人は多かれ少なかれ他人に迷惑をかけなくては生きられない存在。他人に迷惑をかけられることがあっても『お互い様』と広い心を持つことが大切だ。」とのお話でした。あわただしい日常生活の中で忘れられがちなことを思い出させてくれた法話でした。
建長寺から鎌倉駅までは徒歩で移動。途中、鶴岡八幡宮で参拝。湘南海岸を見るべく鎌倉駅から江ノ電に乗り、「稲村ヶ崎駅」で下車。数分歩くと、目の前には湘南海岸が広がりました。ドライスーツを着てサーフィンに興ずるサーファー達を横目で見ながら七里ガ浜まで海辺を歩き、江ノ電に乗って江ノ島に向かいました。
江ノ島では、階段を昇るのがつらかったので有料エスカレーターを利用し、まず江島神社の辺津宮、中津宮を参拝しました有名な裸弁天を見たいと思っていましたが、150円の拝観料がかかるのでけちな私は断念。頂上へ上り海を眺めた後、奥津宮に立ち寄り、岩屋と稚児ヶ淵に向かいました。岩屋は残念ながら営業時間に間に合いませんでした。江ノ島で最も印象に残ったのは、稚児ヶ淵から頂上までの昇り階段でしょうか。運動不足の身にはとてもきつかった。江ノ島の入り口に戻ったころにはすでに日が落ちていました。
8年ぶりの鎌倉散歩でしたが、歴史と文化のある街が好きな私には、鎌倉は非常によい街だと再確認しました。鎌倉には、行ったことのないお寺がまだまだありますので、今後開拓していきたいと思います。そして、明月院の他に、私好みのお寺を見つけたいと思います。