この日は新座市の野火止用水と平林寺を中心に散歩した。
東武東上線志木駅南口の「にいざほっとぷらざ」二階でもらった散策マップを手に志木駅から10分程度歩くと、野火止用水遊歩道の入り口に着いた。遊歩道は野火止用水の暗渠の上に作られたものだ。遊歩道はアスファルトで舗装され、街路樹など日差しを遮るものがほとんどなかったので歩くのが少しつらかった。遊歩道を歩ききり、交通量の多く殺風景な川越街道を越えると涼しげな水音を立てて流れる野火止用水と新緑がまぶしい野火止緑道が現れた。
野火止用水は、川越城主松平信綱が常に水不足に悩まされた領民を救うために承応4年(1655)に開削した用水路で、多摩郡小川村(現在の東京都小平市)から野火止台地を経て新河岸川に至る全長25キロに及ぶ。ショベルカー等の建設機械がない時代に用水はわずか40日程度で完成したと言われている。
川越街道から伊豆殿橋までの野火止用水は、木の杭や土で護岸が作られ両岸は緑で覆われていた。安全面ではコンクリート護岸の方がよいだろうが、やはりこういう護岸のほうが水辺に潤いが出てよい。用水沿いの野火止緑道は舗装されていないところが多かった。せせらぎを耳にし、足裏で土の感触を味わいながら野火止緑道をのんびり歩いた。野火止緑道では樹木が茂り日陰を作ってくれたので、快適に歩けた。
(その2に続く)
「にいざほっとぷらざ」二階でもらった鉄腕アトムのイラスト入りの散策マップ。鉄腕アトムは新座市の特別市民。手塚プロダクションのスタジオが新座市にあることが縁で2003年に登録された。住民票まである。
路面に設置されたステッカー。ステッカーは散策コース上の40箇所に設置され、鉄腕アトムが道案内をしてくれる。
野火止用水遊歩道。
川越街道のそばにある野火止公園。隣に野火止用水が流れる。
野火止用水。
野火止緑道。
野火止緑道の無人販売。散策中に何箇所か見かけた。川越街道から離れると緑道沿いには田畑が広がる。
野鳥の森。野火止用水沿いにある雑木林を生かした公園。野鳥の森とは名ばかりで実態はカラスの森。
野火止用水の鴨。鯉もいる。地元の人らしき人がエサを与えていた。
東武東上線志木駅南口の「にいざほっとぷらざ」二階でもらった散策マップを手に志木駅から10分程度歩くと、野火止用水遊歩道の入り口に着いた。遊歩道は野火止用水の暗渠の上に作られたものだ。遊歩道はアスファルトで舗装され、街路樹など日差しを遮るものがほとんどなかったので歩くのが少しつらかった。遊歩道を歩ききり、交通量の多く殺風景な川越街道を越えると涼しげな水音を立てて流れる野火止用水と新緑がまぶしい野火止緑道が現れた。
野火止用水は、川越城主松平信綱が常に水不足に悩まされた領民を救うために承応4年(1655)に開削した用水路で、多摩郡小川村(現在の東京都小平市)から野火止台地を経て新河岸川に至る全長25キロに及ぶ。ショベルカー等の建設機械がない時代に用水はわずか40日程度で完成したと言われている。
川越街道から伊豆殿橋までの野火止用水は、木の杭や土で護岸が作られ両岸は緑で覆われていた。安全面ではコンクリート護岸の方がよいだろうが、やはりこういう護岸のほうが水辺に潤いが出てよい。用水沿いの野火止緑道は舗装されていないところが多かった。せせらぎを耳にし、足裏で土の感触を味わいながら野火止緑道をのんびり歩いた。野火止緑道では樹木が茂り日陰を作ってくれたので、快適に歩けた。
(その2に続く)
「にいざほっとぷらざ」二階でもらった鉄腕アトムのイラスト入りの散策マップ。鉄腕アトムは新座市の特別市民。手塚プロダクションのスタジオが新座市にあることが縁で2003年に登録された。住民票まである。
路面に設置されたステッカー。ステッカーは散策コース上の40箇所に設置され、鉄腕アトムが道案内をしてくれる。
野火止用水遊歩道。
川越街道のそばにある野火止公園。隣に野火止用水が流れる。
野火止用水。
野火止緑道。
野火止緑道の無人販売。散策中に何箇所か見かけた。川越街道から離れると緑道沿いには田畑が広がる。
野鳥の森。野火止用水沿いにある雑木林を生かした公園。野鳥の森とは名ばかりで実態はカラスの森。
野火止用水の鴨。鯉もいる。地元の人らしき人がエサを与えていた。