生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2010年5月8日 足利散歩イベント主催(その4)

2010年05月11日 | 都外散歩イベント主催
(その3はこちら


■織姫神社
御祭神は機織を司る天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)と天御鉾命(あめのみほこのみこと)。産業振興と縁結びの神社として知られる。もとは足利市内の通4丁目にあり、明治12年(1879)に当地に遷宮したが翌年火災により焼失。現在の社殿は昭和12年(1937)に建てられた鉄筋コンクリート造で、社務所、手水舎、神楽殿と共に国の登録文化財。


大鳥居。229段の石段を上れば縁結びが叶うらしい。


石段を上がる。かなりきつい。


境内から渡良瀬川方面を眺める。


社殿。


当日は藤が満開。


本物の藤とLEDの藤を組み合わせた斬新な藤棚もある。


■渡良瀬橋
昭和9年(1934)完成。平成4年(1993)シンガーソングライターの森高千里が唄い大ヒットした「渡良瀬橋」のもととなった橋。平成19年(2007)橋の近くに歌碑が設置された。


渡良瀬橋。


歌碑。そばにあるボタンを押すと森高千里の歌声が流れる。


渡良瀬川。


■おまけ


マンホールのふた。足利学校の学校門が描かれている。


富田駅の近くにあった缶詰の自動販売機。おでん、ラーメン、うどん、スープパスタ、もつ煮込み、キットカット・・・と種類が豊富。


市内のところどころにある足利のおいしい水の水飲み機。天然のミネラル分を豊富に含んだ自然水が出てくる。


鑁阿寺に行く途中にあった石の置物。時期柄こいのぼりかな?


2010年5月8日 足利散歩イベント主催(その3)

2010年05月11日 | 都外散歩イベント主催
(その2はこちら


■まちなか遊学館
織物の街として古くから栄えてきた足利を紹介。織物機械や織物のサンプル等、織物に関する資料を展示。




手前が足踏織機、奥がお召縮緬で使用する強撚糸を生産する八丁撚糸機。


■鑁阿寺
真言宗の寺院。足利氏2代目義兼が建久7年(1196)、邸内に持仏堂を建て、本尊として大日如来を祀ったのが始まりで、3代目義氏が堂塔伽藍を建立し足利一門の氏寺とした。ちなみに室町幕府を開いた足利尊氏は8代目。
境内は約40,000平米あり、現在も残る土塁と堀は鎌倉時代の武家屋敷の面影を残す。大正11年(1922)、国の史跡に指定。市民には「大日様」と呼ばれ親しまれる。


太鼓橋と山門(仁王門)。太鼓橋は江戸時代安政年間(1854-59)に、山門は室町時代永禄7年(1564)再建。


鐘楼。国重要文化財。鎌倉時代後期に再建。


本堂。国重要文化財。鎌倉時代正安元年(1299)再建。修理工事中のため覆いがかけられていた。


大銀杏。高さ約31m、周囲約8m、樹齢550年前後。


多宝塔。江戸時代寛永6年(1629)再建。栃木県内の唯一の木造多宝塔。


不動堂。江戸時代中期以降の再建。内部には平安時代作といわれる不動明王像が安置される。


経堂。国重要文化財。江戸時代前期に再建。内部に八角形で回転式の経棚と足利歴代の将軍坐像がある。


御霊屋(おたまや)。江戸時代再建。本殿に源氏の祖、拝殿に足利十五代将軍像を祀る。本殿裏に足利氏2代目義兼の父、義国の墓がある。


蛭子堂(ひるこどう)。江戸時代創建。鑁阿寺を開いた足利義兼妻、時子を祀る。法名より智願寺殿(ちがんじどの)とも呼ばれる。安産に霊験があるとされる。安産祈願や安産のお礼の言葉を書いたよだれかけが数多く奉納されていた。


西門。鎌倉時代の四脚門。


堀と土塁。


■足利商工会議所友愛会館
旧足利銀行本店の建物を利用した足利商工会議所の施設で、会議室やホールの他、足利の人、歴史、観光、企業とまちの成り立ちを紹介する「まち歩きミュージアム」や、銀行の金庫室を改装したギャラリー「ギャラリー・カッサ」や市民ギャラリーがある。
イベント当日のギャラリー・カッサでは「相田みつをふるさと展」が、市民ギャラリーでは足利市内のスポットを撮影した「第15回ロマンチック・タウン・足利」写真コンクールへの全応募作品展が開催されていた。




まち歩きミュージアム。


ギャラリー・カッサ。


「相田みつをふるさと展」の展示作品。