ほとんどのマガンは、すでにシベリアへ向かった。
ところがまだ残っているマガンがいた。
ここは鵡川の河口の湿地帯。
行き遅れたマガンたちは、
牧草地で餌をついばんでいた。
やがてこのマガンもシベリアへ行く。
ほとんどのマガンは、すでにシベリアへ向かった。
ところがまだ残っているマガンがいた。
ここは鵡川の河口の湿地帯。
行き遅れたマガンたちは、
牧草地で餌をついばんでいた。
やがてこのマガンもシベリアへ行く。
街中の公園の小高い丘に、
白い花野花が数本咲いていた。
近付いてみるとアズマイチゲの花だった。
陽の光を浴び純白の細身の花弁が、
輝いていた。
オオジュリンがいた。
ヨシ原や牧草地でよく見かける野鳥だ。
スズメくらいの大きさだろうか。
背中は褐色の綺麗な色合いだが、
お腹は白い。
活発に飛び、なかなか決定的の捉えるのは難しい。
可愛い。
とてつもなく空高く、一直線の飛行機雲が見えた。
飛行機は小さく、北に向かっている。
しばらくするとその飛行機雲の横に、
やはり一直線の影が現れた。
飛行機雲の影だ。
ピッタリと白い飛行機雲の横に、
その影が映る。
珍しい!。
しばし空を見上げていた。
やがて太陽の横を横切った飛行機。
すると影は右から左へ移った。
飛行機は仁川国際空港発、アンカレッジ行きだ。