園内に入り秋が始まる兆しを探してしまいます。曇り空が少しほぐれ、日差しが届いて、ようやく始まった紅葉を目立たせてくれました。やっぱり季節は進んでいるのですね。
１１月になって公園でもクリスマスそして年末・年始の装いの準備が始まりました。いつもと違うのは、気温が高くて作業される園芸のスタッフの顔には汗がしきりと流れることですね。（１１月７日撮影）
田舎の農家で「ホッチョカケタカ！！」と鳴きながら飛ぶホトトギスの声を聞いたら豆をまく時期だ。と伝えられたあの鳥の胸の斑点に、この花の紫色の模様が似ているのが命名の理由とか。
「今年のホトトギスの花は見ごたえがある」と仲間内で評判になっています。確かに、河川環境楽園の花壇にあふれるようになって咲いていました。
農家の裏藪や木曽川に模した流れの土手のツワブキの花が今盛んになりました。秋から初冬にかけて咲くこの花のおかげで、雑木林や家の裏などの日陰の場所のいろどりが豊かになります。
稲刈りが終わり、棚田は冬をまつ待つばかりですが、今年はいつもと雰囲気が違います。田んぼのひこばえだけでなく、あぜ道にも雑草がおいしげりはじめています。そういえば周りの木々の葉もまだまだ緑がいっぱいです。
小さい子供にもお城は見せておきたいですね。今どんな映像が目に映っているのでしょうか。大きくなって思い出せるインパクトがあるといいですね。
やっぱり外国のお客さんに喜ばれるのはお城のところどころに出没するサムライパフォーマンスですね。並んだり、おぼつかない腰つきで武士の真似をして記念写真に納まっています。
お庭に並んで植えられている松はタギョウショウ（多行松）と名札が架かっていました。園芸用に開発された品種で、公園や神社仏閣で植えられている松とのことです。
この日はお城に上らないことに決めて、本丸庭園の隅のベンチで目の前を過ぎてゆく見学者をウォッチングすることにしました。外国人が多いことはここも例外ではありません。ガイドさんがススキを"This is Japanese pampasu grass"と説明していました。英語圏ではSilver grassが普通のようなんですけどね。
