明善寺が北側から見える小道は一部日陰ので路面が凍った危険な坂道ですが、こちらからの風景もベストショットスポットの一つです。この日は、晴れた青空をバックにして雪を頂いた山々と合掌造りの屋根が競い合うまたとない美しさです。
鐘楼の奥に建つ本堂はこの日ひっそりと扉が閉じられていました。人が住んでいる合掌造りの民家の屋根の雪は掻き落とされたり、生活の熱で溶かされてなくなりますが、鐘楼や本堂の屋根には陽射しがあっても雪が残っているのです。
2017年1月21日にこちらを訪れた時は大雪の真っただ中でした。凍える指で夢中にシャッターを押したワンショットがこの写真です。8年前のこの時も村内の観光者の多くが外国人でした。また台湾からの若い女性たちが降る雪の中大喜びしている様子に、目が点になったことを思い出しました。