混雑の渦の中からしわくちゃになった読売の号外を手にして出てきた男性にお願いしてこちらの中日のものと並べて写させていただきました。その方は「これは一生ものだから大切にする」と言っていました。そう考えると”奪い取ってきた”気持ちもわかるような気がします。
奪い合いには慣れていないので当然受け取ることはできませんでしたが、何枚か受け取った女性から一枚分けていただきました。「令和」に決まったことは人々の中で情報が共有されて知っていました。それでも号外の現物を入手できたことはラッキーでした。
通路は身動きできないほどの混雑になり段々待ちくたびれた雰囲気になってきました。正午に待ち始めて約50分くらい経った時、名鉄ビルと近鉄ビルを分ける道路の辺りで動きがあり群衆がドドーツとそちらに動き始めました。中日新聞が号外を配り始めたようです。
新元号が発表されるニュースはあらゆるメディアで見聞きできますが、地方の一市民として何かの現場に立ち合いたいと思いました。それには号外が撒かれる所でそれを手にすることと思い名古屋鉄道駅前に行きました。案の定それらしい人だかりができていました。(4月1日撮影)