お酒のいい香りがする酒蔵の奥から店頭に通ずるレールが誘ってくれるのは、やっぱり今年できたばかりの新酒の展示コーナーですね。
酒屋さんらしいディスプレイの横に、江戸時代中期に京都で生まれた享保雛をならべて、山深い岩村の地に京の文化の香りがありましたよと誇らしげです。
お酒を売っている店舗の一角にお雛様用に造られたような部屋がありました。歴史ある酒蔵が長年保存し続けた由緒あるお雛様のようです。
トロッコのレールが店の中を走る岩村醸造所でもおひなさまを飾っています。岩村町へ行くのはお雛様祭りよりここで作る銘酒「女城主」のほうがより魅力的なのかもしれません。どうしても足が向いてしまいます。
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