４月の６日という、ここ最近では一番遅い満開です。桜祭りは日程をずらして開催していました。学校の新学期直前の土日です。子供たちを含めて皆さんはぎりぎりのタイミングでよいお花見ができたようですね。
戦後に各務ヶ原市発足を機に改めてソメイヨシノが植樹されました。いまは約１０００本にまで復活して見事な花を咲かせています。根尾の薄墨桜と池田町の霞間渓と並んで岐阜県に３か所ある「日本さくら名所１００選」の一つとなっています。
新境川は昭和の初めに治水のために作られました。完成を記念して地元出身の歌舞伎役者の市川百十郎が昭和６年から１２００本の吉野桜を寄贈し、この桜を百十郎桜と命名しました。ただ、戦時中に燃料として伐採されつくされたとのことです。
大渋滞の各務原市内で流れのままに動き、たどり着いたのは桜見物の臨時駐車場の第二那加小学校の校庭です。桜咲く新境川へ向かう校庭の通路から、あの懐かしい二宮金次郎さんの石像を見ることができました。今もまだ残っていたのですね。
