祭りの開始に合わせたかのように「野田白藤」は咲きました。地元のお客さんだけでなく、以前のように観光バスが立ち寄るような見事な藤棚に戻るのはしばらく時間が必要のです。それまでは近隣の者で祭りを盛り上げたりして見守ります。
江南市は全国的な藤の権威でもある樹木医の塚本こなみ先生に指導を仰ぎました。指示に従い藤棚や、デッキの大改造を実施しました。柱やパイプが今は目立ちますが、近年ようやく樹勢が戻りつつあるようです。
「八重黒龍」は濃い紫色の小さな塊のような花ビラが特徴です。幹の太さと肌を見れば年輪を重ねていることがよくわかります。歴史ある藤園ですが一時期、花の付きが悪くなってしまったことがありました。
曼陀羅寺の境内の一部を江南市の管理する公園として管理しています。公式サイトでは園内には１１種類６０本の株が育てられているとされています。咲き始めの藤が多い中、黒龍藤と名札が付いている早咲き藤がやや短い花房をいっぱいにつけています。
