正面上部の表示板のデジタル画像が横にスクロールされてテレビ画像のように次々に変わってゆきます。お寺さんの案内の表示ですが、お坊さんや織田家のお侍さんと思しき顔がそれぞれアニメのようです。宗派にこだわらない庶民の集まる場所にふさわしい演出ですね。
萬松寺は織田信長のお父さんの織田信秀が戦国時代に開基した織田家の菩提寺です。以降信長、徳川家康など多くの戦国武将との縁があり、名古屋の観光名所となっています。どの宗派にも属さないこのお寺を尾張名古屋の人たちは万松寺さんと呼んで親しんでいます。
ほぼ1年ぶりの名古屋・大須です。万松寺さんの前はいつものようににぎわっていました。なにかファサードが華やかでキラキラ輝いていてまるでおもちゃ屋さんのようです。「萬松寺」の表示がなければお寺さんなどとは思えないほどです。(11月16日撮影)