祭りの開始に合わせたかのように「野田白藤」は咲きました。地元のお客さんだけでなく、以前のように観光バスが立ち寄るような見事な藤棚に戻るのはしばらく時間が必要のです。それまでは近隣の者で祭りを盛り上げたりして見守ります。
曼陀羅寺の境内の一部を江南市の管理する公園として管理しています。公式サイトでは園内には11種類60本の株が育てられているとされています。咲き始めの藤が多い中、黒龍藤と名札が付いている早咲き藤がやや短い花房をいっぱいにつけています。
今日来園したお客さんは開花し始めた藤や牡丹の甘い香りを存分に吸うことができます。園は開花が早くなったので、祭りの開始を前倒しにしました。週末にはお店の準備が整い、田楽やイカ焼きの匂いに満たされることになりそうです。
さすがに見ごたえのあるはずの藤棚の開花状況は未だしですが、藤棚の下に植えられている、牡丹やサツキの花が見頃です。朝方の曇り空で、もう少し光が欲しい所ですが、時が進むにつれて花見のお客さんが増えてきました。
藤の名所の愛知県江南市の曼陀羅寺公園を訪ねました。なんと、祭り客目当ての屋台が準備中でした。例年4月末くらいからの祭りが、もう始まっていたのです。屋台の業者も突然すぎてまだ間に合わないほどのようです。(4月18日撮影)
睡蓮の葉に散り落ちた桜の花びらが模様を作り、時折錦鯉が目先を変えてくれます。この池は、過ぎし日に、パリのオランジェリー美術館の円い部屋の壁面360度のモネの大作「睡蓮」を飽かず眺めたことを思い出すキーになってくれます。
池の底からの湧き水なので、透明度は抜群で、泳いでいる錦鯉が空中に浮かんでいるように見えました。かっては、紅いハートの形の模様をつけた錦鯉が一匹いてそれを見つけると良いことがあると評判になったりしました。