続・知青の丘

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短歌俳句誌「We」より<3月22日>の一句(第5号)

2020-03-23 00:00:11 | 俳句
大陸の春へ溶けだす眼かな  加藤知子

連作「人骨土井ヶ浜」10句の中の一句。
吟行句といっていいです。
頭蓋が西向きに埋葬されていることからの句。

山口県にあるこの遺跡は、
弥生時代前期から中期の墓地遺跡です。
ミュージアムがありまして、
そこで人骨の埋葬状態が見られます。
この遺跡の人骨は、中国山東で発掘された漢時代の人骨にかなり似ているが、
だからといって、
そこの人たちが渡来してきたとまでは言えないという説明でした。

「鵜を抱く女」の人骨も印象に残り、

<鵜を抱けば女整う骨の冷え>

も連作に入れました。
この女はシャーマンだとか。
気に入っている句です。

最近、放っておいた拙論に手を入れているので、
とても充実していますが、
もうこの時間になると目がショボショボ((笑))


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1 コメント

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Unknown (続・知青の丘)
2020-03-23 08:53:48
>Oyaziさんへ
ありがとうございます!
そこんとこ、理解してくださるなんて
凄いです。
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