授業改善がうまくいきません。とはいえ、ただでは起きないのが私のいいところ(^^;)。課題と改善点を明確にしました。次の一手も打っておきました。次の月曜の授業でさらなる改善をします。
このしんどさ、初めて大学での教鞭をとった、S学院大での非常勤以来です。学生との間にしっくりこないものを感じながら、これでもかと改善を繰り返し、ついには今の授業スタイルの原型を作り出した、あの約10年前の実践。私の授業を受けて「意味が分からない」と感想を残し続けた学生が、最後の方の回で「だんだんわかるようになってきた。ありがとうございました。」と感想を残すようになったあの科目。まさに「産み」の苦しみというべきか、あの煩悶と毎回の緊張、そして大きな落胆と少しの達成感とがない交ぜになったあの感覚。
授業改善は容易ではありませんが、「これがいい」「いつも以上に理解が深まった」という学生がいる中では、逃げるわけにはいかない。少しずつでも改善していかなければなりません。やり始めてしまったのだ、やり切るしかない。