ニュー・オーリンズ・フェス

2006年05月27日 | Rock
MSN video(左のSpecialsの欄のNew Orleans Jazz Fest)に「New Orleans Jazz & Heritage Festival 2006」の模様がアップされています。

このニューオーリンズ・フェスの出演アーティストは、ポール・サイモン、ブルース・スプリングスティーン、エルヴィス・コステロ、アラン・トゥーサン、Dr.ジョン、ハービー・ハンコック、バックウィート・ザディコ、ケブ・モ、デイヴ・マシューズ・バンドなど。いろんなアーティストが見られます。4ページに渡ってますのでかなりヴォリュウムがあります。

ブルース・スプリングスティーンは新曲「How Can A Poor Man Stand Such Times And Live?」という曲を披露しています。これはアズベリー・パークでのツアー・リハーサルの時にレコーディングされたものだそうで、ニュー・アルバム『WE SHALL OVER COME:THE SEEGER SESSIONS』には未収録なんだそうです。この歌はピート・シーガーではなく、作者はブラインド・アルフレッド・リードで、ライ・クーダーが歌っているヴァージョンにブルース・スプリングスティーンが詩を付け加えているそうです。

この歌に関してブルース・スプリングスティーンはこのように話しています。
「この歌は、ブラインド・アルフレッド・リードによって書かれたもので、世界大恐慌を引き起こした1929年の株価暴落の一ヶ月後に、レコーディングされた。ぼくがこの歌を最初に聞いたのは、タイトルに自分の名前をつけたライ・クーダーのデビューアルバム(1970年)においてである。"医者"が登場するリードのファーストヴァースはそのまま使い、あとの3つのヴァースは、ニューオーリンズの人々が直面している大きな試練のことを考えながら、ぼくが新たに書いたものである」

曲はこちらで聴けます。歌詞の対訳はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美の京都遺産

2006年05月13日 | Rock
京都在住のシンガー・ソングライター鈴木祥子さんがテレビに出演するそうです。
スズキショウコウェブサイトのLIVE/NEWSから引用します。

------------------------------------------------
”美の京都遺産~駒井家住宅・古都の洋風建築”6月4日(日)6;15~6:30(毎日放送)。

駒井邸は約80年前、建築家ウイリアム・ヴォーリズの設計で建てられた洋風住宅。とても美しい場所なのです。
そのなかにある古いピアノを弾き、京都の魅力について語っています。

京都のいろいろな場所を、エピソードと映像で紹介してゆく素敵な番組です。朝早い時間の放送ですが、ぜひ観てみてくださいね!
------------------------------------------------

関西ローカルでしょうか。「美の京都遺産」は毎週日曜の朝、6時15分~6時30分に放送されているようです。僕は見たことがありません。でも今回は見ようと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バート・バカラックの『At This Time』

2006年03月06日 | Rock

バート・バカラックの『At This Time』。輸入盤は昨年の秋に発売されていました。インフォメーションも何もなくて、あまりに唐突にリリースされたものですから、最初は買うのをためらっていたのです。

その後、今年になり日本国内盤が発売されることになりました。BMGジャパンのサイトには次のように紹介されています(以下引用します)。

-----------------------------------------------------
SONY BMG UKと契約して完成させた待望の新作アルバム。すでに50年を超えるキャリアを誇るバート・バカラックは、レコード音楽の世界で数多くのスタンダード・ナンバーを持ち、音楽史のなかでも名実ともに傑出した第1級の優れたソングライターであり、実際に世界中で最もよく知られている作曲家だといえるでしょう。
今回の『At This Time』は、彼のソロ名義のオリジナル・アルバムとしては、1977年にA&Mからリリースされた『フューチャーズFutures』以来、実に28年ぶりの新作にあたるもの。アメリカのポピュラー音楽を代表する彼のひさしぶりのアルバムにはHIP-HOP界からドクター・ドレーが、ジャズ界からクリス・ボッティ、そしてエルヴィス・コステロ、ルーファス・ウェインライト、など、多彩な豪華ゲストが参加!!
-----------------------------------------------------

SONY BMG UKのヘッド、ロブ・ストリンガーは「"今のバート・バカラック"を表すものを作ってほしい。売れるアルバムでなく、いいアルバムを作ってほしい」と言って口説いたそうです。バカラックはそんな申し入れに「今の自分の人生や考えを伝えたいという気持ちが芽生えた」とプロモーションで話してます。

「私の"今"、聞き手の"今"、私の子どもたちの"今"。今、この地球上で起こっていることを考えたら、一体何を子どもたちに残せるのか真剣に悩んでしまう。一体彼らはどういった環境で生きてゆくことになるんだろう。そんな気持ちを一種のステートメントとして音楽で伝えることがこの上なく重要だと感じたんだ。私が今感じてる怒れる気持ちをストレートに表現する必要があったんだ」とバカラックは話してます。

そこでバカラックは初めて作詞に取り組むことになりました。1曲目の「Please Explain」ではかつての代表曲「What The World Needs Now Is Love」の一節を引用し、"私は覚えている「What The World Needs Now Is Love」と歌っていた歌を / その愛はどこにあるんだ / どこへ行ってしまったんだ / 太陽も月も今や泣いている / 夢はどこにあるんだ / 誰が私たちのハートを壊してしまったんだ / さあ私達にわかるように説明してください"と歌っています。

他にも子どもたちの将来を心配する楽曲や、アメリカを支配する指導者に抗う気持ちを歌にした楽曲などが続きます。絶望した気持ちが交差しながら、状況が好転することを切に願うようにアルバムは閉じていきます。

「ここにあるのは一対一のラブ・ソングではない。荒んだ世界に向けたラブ・ソングなんだ」とバカラックは言ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二月にクリスマス

2006年02月22日 | Rock

ルー・リードのアルバム『NEW YORK』(1989年リリース)には「二月にクリスマス」という曲が収録されています。最初は歌の内容を知らずに聴いていたんですが、この曲はヴェトナムの帰還兵が主人公の歌だったんですね。でも「二月にクリスマス」とはどういう意味なのかよくわからないんです。

友人(ルー・リードのファン)に聞いてみますと、「僕もよくわかりません」という答えでした。それでも推測で教えてくれたのは、
1.「2月のクリスマス=ありえないこと=不条理」ということ。
2.Februaryの原義は「浄罪(Februa)の月」なので、帰還兵の「浄罪」という意味。

アルバム発表当時のインタビューを掲載したロッキン・オン1989年6月号では、「Xmas In February」は「前線でのクリスマス」とし、「2月のクリスマスは誤訳」と書いてあったそうです。

また、ルー・リードの詩集の日本語訳版では「二月のクリスマス」となっていて、訳者のあとがきでは「ルー・リードから直接電話をもらい、わからないところを親切に教えてもらった」ということが書いてあるそうです。「Xmas In February」を質問したかは不明ですが。ただ、ルー・リードは「普遍性をもたせたいので、基本的にスラングを歌詞に使わない」ということを語っているとのこと。

日本語訳を読むと「二月にクリスマス」はなにかを象徴する言葉みたいです。「砂漠の嵐」みたいに作戦の名前なのかなと考えてみたりしました。でもそれも違うようです。ヴェトナム戦争のことを調べると何か出てきそうな感じがします。あるいは歌の主人公サムが帰還したのは2月だったのではないかなとも取れます。「クリスマス」=「家族の元に帰る」=「帰還」ではないかなと。「二月に帰還」したけれど...みたいな。でもサムの人生にとって二度とその帰還の日はやってこない。まぁ、どちらにしてもぞっとするような寒さが感じられる歌です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bring Them Home!

2006年02月13日 | Rock
昨夜僕はWOWOWで放送されたグラミー賞授賞式を見たんです。最優秀ロック歌手を受賞したブルース・スプリングスティーンがパフォーマンスを披露したんです。

ただひとりステージに現れた彼は少し痩せたように見えました。黒いジャケットを着て首からハーモニカ・ホルダーを下げ、アコースティック・ギターを弾きながら「Devils + Dust」を歌ったんです。イラクに派兵された兵士の心境を歌ったとされる楽曲です。歌い終わった後で彼は「Bring Them Home!」と言いました。字幕には"アメリカ兵を帰還させよ"と出ました。かなりの衝撃がありましたね。

グラミー賞のエンディングは"ニューオリンズ・トリビュート"でU2のエッジ、エルヴィス・コステロ、アラン・トゥーサン、Dr.ジョン、サム・ムーア、ボニー・レイットらが共演して「Yes We Can Can」(アラン・トゥーサン)のパフォーマンスがありました。亡きウィルソン・ピケットに捧げられた「In The Midnight Hour」が続いて演奏されたのですが、ここでコステロがブルース・スプリングスティーンを呼び入れて、スプリングスティーンはサム・ムーアとともに熱唱していました。

<第48回グラミー賞>受賞リスト
(BARKSサイトから引用)
■最優秀アルバム
『How to Dismantle an Atomic Bomb』 U2
■最優秀レコード
「Boulevard of Broken Dreams」 グリーン・デイ
■最優秀ソング
「Sometimes You Can't Make It on Your Own」 U2
■最優秀新人賞 
ジョン・レジェンド

■最優秀ラップコラボ
「Numb/Encore」 ジェイ・Z&リンキン・パーク
■最優秀ラップアルバム
『Late Registration』 カニエ・ウェスト
■最優秀ラップソロパフォーマンス
カニエ・ウェスト
■最優秀ラップグループ
ブラック・アイド・ピーズ
■最優秀ラップソング
「Diamonds From Sierra Leone」 D.ハリス&カニエ・ウェスト

■最優秀ロック歌手
ブルース・スプリングスティーン
■最優秀ロックグループ
U2
■最優秀ロックアルバム
『How to Dismantle an Atomic Bomb』 U2
■最優秀ロックソング
「City of Blinding Lights」 U2

■最優秀ハードロックパフォーマンス
システム・オヴ・ア・ダウン
■最優秀メタルパフォーマンス
スリップノット

■最優秀オルタナティヴ・アルバム
『Get Behind Me Satan』 ホワイト・ストライプス

■最優秀男性R&Bパフォーマンス
「Ordinary People」 ジョン・レジェンド
■最優秀女性R&Bヴォーカルパフォーマンス
「We Belong Together」 マライア・キャリー
■最優秀R&Bデュオ
「So Amazing」 ビヨンセ&スティーヴィー・ワンダー
■トラディショナルR&Bヴォーカル・パフォーマンス
「A House Is Not a Home」 アレサ・フランクリン
■最優秀R&Bソング
「We Belong Together」 マライア・キャリー
■最優秀R&Bアルバム
『Get Lifted』 ジョン・レジェンド
■最優秀コンテンポラリーR&Bアルバム
『The Emancipation of Mimi』 マライア・キャリー

■最優秀ポップアルバム
『Breakaway』 ケリー・クラークソン
■最優秀女性ポップヴォーカルパフォーマンス
「Since U Been Gone」 ケリー・クラークソン
■最優秀男性ポップヴォーカルパフォーマンス
「From the Bottom of My Heart」 スティーヴィー・ワンダー
■最優秀ポップグループ
マルーン5
■最優秀ポップコラボ
ゴリラズ

■最優秀ショート音楽ビデオ
「Control」 ミッシー・エリオット feat. シアラ
■最優秀ロング音楽ビデオ
「No Direction Home」 (ボブ・ディラン)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

共鳴野郎スペシャルLIVE

2006年01月27日 | Rock
共鳴野郎」は読売テレビで毎月第四金曜日に放映されるミュージシャン発の音楽番組。出演は佐橋佳幸、Dr.kyOn。関西ローカルです。

今夜もこのあと午前2時45分から放送されます(今回は放送時間が変更となっております)。その中で告知されるそうですが、ゴールデン・ウィークに音楽イベントの開催が決定したそうです。

■OSAKA ROCK CITY 共鳴野郎 ~大人になるためのメッセージ~
会場 大阪城ホール(メインアリーナ)
開催日時 4月29日(土・祝) 17:00開演
チケット一般発売 4月8日(土)
チケット料金 6,800円(全席指定・税込み)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

child book ~ on the line

2005年12月23日 | Rock

1月25日にニュー・アルバム『鈴木祥子』がリリースされる鈴木祥子。ライヴ音源をオンラインで販売するそうです。その第一弾は『suzuki syoko in LOVE IS A SWEET HARMONY?W/E-cups 2002.12.20,24,25』。オフィシャル・サイトから記事を引用します。

--------------------------------------
2002年、京都磔磔、吉祥寺スターパインズカフェにて3日間にわたり行われた、ピアノとウーリッツアー、オルガン(演奏・スズキ)そして3人のハーモニー、というライブ。ローラ・ニーロのライブ盤にカンドーしたスズキが、鍵盤楽器&うた&ヴォーカルグループ、という同じ編成でクリスマスライブをやりたい!と言いだしたところからスタート。ワイルド&セクシーなE-cupsのハーモニーを得て、この季節にぴったり?のカバー(Todd Runtgren,John Lennon,Counting Crows等)とスズキのオリジナルで綴る冬のタペストリー。

1 ぼくたちの旅
2 Little Love
3 あの空に帰ろう
4 It would'nt have made any diffrence(Todd Runtgren)
5 One day at a time(JohnLennon)
6 こども賛美歌コーナー
~主イエスの羊~はてしない大空に
7 Something(Beatles)
8両手いっぱい
9 I'll suffer(Barbara Lynn)
10あたらしい愛の詩

encore♪

1 saw mommy kissin'Santa claus
2 すべてはO・K
3 A Long December(Counting Crows)
--------------------------------------

CDはライヴ音源をそのまま使用しているとのことです。購入方法はまだ発表されていませんが、12月30日、31日の「absolutely ALONE in京都拾得」と、1月20日の「absolutely ALONE in cafe INDEPENDANT」の会場で販売されるようです(どちらも行けないんですけど...)。しかし聴いてみたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sinead O'Connor 『Throw Down Your Arms』

2005年11月19日 | Rock

Sinead O'Connor(シネイド・オコナー)が引退宣言を撤回して発表した復活作『Throw Down Your Arms』で、あのボブ・マーリーの「War」をレコーディングした。

シネイド・オコナーの出身地アイルランドといえばカトリック教会が絶大な影響力を持っている国だ。離婚や中絶が法律で禁止されていて、現代社会の中でそれが問題となっている。保守的な宗教が支配するアイルランド社会にシネイド・オコナーは問題意識を持ち行動していた。

1992年頃のことだろうか。過激な行動に出てしまったことがあった。テレビの生放送でボブ・マーリーの「War」を歌った後、ローマ法王の写真を破いた。ポーズでなく信念からの行動だったから風当たりも相当厳しかった。

直後にディラン30周年のライヴに出演した彼女を待っていたのは観客からのブーイングだった。全く止むことのないブーイングを浴び、彼女はその場で歌う予定だったディランの「I Believe In You」を急遽取りやめ、キッと正面を見据えて「War」を歌った。舞台の袖で張りつめていた精神がほどけたのか彼女は激しく嗚咽した。

その時の映像は「ボブ・ディラン30周年記念コンサート」としてNHK BS-2で放送された。僕は友人からもらったその録画ビデオを見て、なんともいえない嫌な気分になったものだった。友人は若い頃のディランは「体制にたいして異議申し立てをする若者の象徴」であったけれど、それに共感していたはずのファンたちは結果的に「体制側の大人」になってしまったように感じた、と言った。

先日そのライヴの映像を見たがシネイド・オコナーの出演シーンのところは涙が出て止まらなかった。ディランのファンは群集心理であのようなブーイングになったのだと僕は見ている。そしてジョン・レノンの「この後何年かしたらキリストよりビートルズのほうが有名になってるかもしれない」なんていう昔の発言を思い出したりした。

その「War」をシネイド・オコナーがレコーディングした。 『Throw Down Your Arms』はレゲエのカヴァーを収録した作品集だ。シネイドは現在ではマスコミとは距離を置いてほとんど何も喋ろうとしていない。復活作でレゲエのカヴァー・アルバムを発表した真意は今もって不明のままなのだ。

アルバム・ジャケットの写真は幼き日のシネイドだ。カトリック信者にとって特別な日である初めての聖体拝領の儀式でのスナップ。アルバムは「神は死んでない」という曲ではじまり「War」で幕を閉じる(日本盤にはおまけでボーナス・トラックが収録されている)。なんとも言いがたいアルバムだ。でも僕には「War」がRebel Music(反抗の音楽)にしか聴こえない。最高のロックにしか聴こえないのだった。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Neil Young 『Prairie Wind』

2005年11月02日 | Rock

ニール・ヤングの新作『Prairie Wind』をようやく一通り聴き終えました。DVDのほうはまだ見てないんですけど、今回のアルバムの第一印象はいいです。

前作は問題作『greendale』で、僕のリビング・ルームではあまり聴くことはなかったです。それと比べると聴く回数は増えました。実際、この2作の間には今のところ関連性はないようですしね。

このアルバム『Prairie Wind』、「大草原に吹き渡る風」という意味らしいのですが、それよりも1972年の『Harvest』、1992年の『Harvest Moon』に続くトリロジー(三部作)の完結篇ということのほうが大きく取り上げられています。

2曲目の「No Wonder」とタイトル・ナンバーの「Prairie Wind」を除いてほとんどの曲はやたらとルーズで、スロウで、長い(笑)。その中でメランコリックな「It's A Dream」は白眉の出来じゃないでしょうか。ゆるゆると「それは夢/ただの夢/もう消えかかっている/消え去って行くんだ」なんて歌われるとグッと胸に迫ります。

アルバム最後の曲は「When God Made Me」というゴスペル。ハリケーン「カトリーナ」により大きな被害を負ったルイジアナ州、ミシシッピ州、アラバマ州の被災者救援を目的として、アメリカを代表するTV局6局が共同で "SHELTER FROM THE STORM: A CONCERT FOR GULF COAST"と題したチャリティー・ライブ特番を放送しました。そこで歌われた曲。

僕のリビング・ルームで、僕のiPodでニール・ヤングがゆるゆると歌う。4連敗の悪夢が癒されそうな夜(苦笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THE BAND 『A Musical History』

2005年10月18日 | Rock

ザ・バンドの5CD+1DVDのボックス・セット『A Musical History』の国内盤(といっても輸入盤国内仕様でしたっけ? つまり輸入盤に国内用のブックレットが付いてるんですかね)が明日発売されます。

先月の18日だったか、ラリーパパ&カーネギーママのインストア・ライヴの帰りに、一緒に聴きに行った友人から、「輸入盤ならアマゾンで8,000円代で売ってましたよ」と聞いたので、さっそくその夜調べてみたら値上がりしていて11,000円代になっていたんです。それでなんとなく購入意欲が萎んでしまったんですぅ。

別の友人から「お貸ししましょうか?」というおいしい提案もあったんですけど、その時は「これからしばらくライヴを聴きに行ったりが続くし、ちょっと聴く時間もないしな」と思って保留にしていました。

先週末、ピーター・バラカンさんのラジオ番組「ウィークエンド・サンシャイン」で『A Musical History』特集があったらしくて、一部のネット仲間内で大盛り上がりになっていたんです。

それで僕も「ライヴも一段落したし聴いてみようかな」というふうに気持ちが傾いて、再びアマゾンでチェックしてみると、なんとまた8,000円代になってました! そんなわけでさっそく注文しました。

今回のボックスセットは既出曲も多く収録されているので賛否両論ありますが、ザ・バンドってやはり一般的にはマイナーなのでそれも仕方ないかなとも思います。とはいえ実際届いてみるとブートレッグ・シリーズではないという事実に、ちょっと愕然としました。 これからじっくりと聴きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Carol King『The Livig Room Tour』

2005年10月14日 | Rock

佐野元春 & THE HOBO KING BANDの「THE LAZY DOG LIVE '05」を聴きに行ってから、夜寝る前にはキャロル・キングの新作『The Living Room Tour』を聴いています。

「僕のリビングルームにようこそ」という「THE LAZY DOG LIVE '05」は、キャロル・キングが昨年の夏からはじめた「THE LIVING ROOM TOUR」と似ている。

「THE LIVING ROOM TOUR」はキャロル・キングがホーム・パーティーや地元の小さなクラブで、友人のルディー・ゲスと一緒に歌って演奏したスタイルを、そのままの形で再現したコンサートで、そのライヴ・アルバムが今年の7月に4年振りの新作としてリリースされてます。

コンサートのはじまりは新曲の「Welcome To My Living Room」で、「わたしのリビングルームにようこそ/歌いたい曲はたくさんあるけど/すべてできなかったとしても許してね/だってわたし62歳なのよ」と歌われています。

リラックスした雰囲気で秋の夜にはぴったりという感じ。娘さんのルイーズとの共演、ソングライターとして提供した曲のメドレー、そしてシンガー・ソングライター時代のヒット曲が収録されてます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Farewell ⅠTour

2005年07月18日 | Rock

イーグルスのライヴDVD『Farewell Ⅰ Tour Live From Melbourne』を見た。
このDVDは昨年の日本公演の次に行われたオーストラリア公演を収録したもので、新たに2曲新曲が披露されている。ライヴで演奏された全30曲がすべて収録された2枚組のDVD。特典映像はイーグルスのインタビュー。

大阪公演の時はアリーナの端っこのほうだったので、ステージの様子がよく見えなかった。巨大スクリーンはあるもののドン・ヘンリーとグレン・フライの見分けがつかなかった。こうしてDVDで見てようやくライヴの全体像がつかめたようなそんな気がした。不思議なのは僕は特にイーグルスに対して特別な思い入れがあるわけではないのに、こうしてDVDが発売されると買って見てしまうことだ。映像を見ても盛り上がることはない。なにか大変な勘違いをしているような気分だ。結局僕はイーグルスのファンではなく楽曲として「ホテル・カリフォルニア」とか「デスペラード」とかを評価しているのに過ぎないのだと再認識した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Free Fallin'

2005年07月10日 | Rock
午後から外出。ハービスエントに行ってsony styleでVAIOを見せてもらった。同じ4階にあるチョコレート専門店に一度入ってみたいのだが、いつも行列になっているので入れない。

その後、タワレコに行った。

実は何日か前、仕事でクルマを走らせていたらラジオからトム・ペティー&ハートブレイカーズの「Free Fallin'」がながれた。それがなんかめちゃくちゃかっこよかった。

僕は単純なので"Free"なんて言葉が出てくると何気に盛り上がってしまうのです(笑)。というわけで「Free Fallin'」だぜってわけでCDを買おうとした。

でもタワレコにはベスト盤が2種類とBOXセットがあるだけでオリジナル・アルバムは置いてなかった。トム・ペティー&ハートブレイカーズって意外と人気ないんですね。

ベスト盤2枚とも「Free Fallin'」は入っていたので最新のほう『アンソロジー』を購入。帰ってさっそくiPodに転送してたらアマゾンからディランの自伝が届いた。

タイガースは2-0でドラゴンズに勝った。これで9カード連続勝ち越し。さっきNHKを見ていたら交流戦後に勝ち越しているのは12チームのうちタイガースとソフトバンクとカープだけだそうだ。カープは昨日サヨナラ勝ちしてようやくひとつ勝ち越したので、実質タイガースとソフトバンクだけが圧倒的に貯金しているのだという。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Live In Memphis

2005年07月08日 | Rock

エルヴィス・コステロのDVD『Live In Memphis』を観た。コステロがインポスターズを従えキャパ250人のクラブ「Hi-Tone」で行ったライヴ。新旧取り混ぜた構成で20曲を披露している。ゲストにエミルー・ハリスを迎え、ジョニー・キャッシュやハウリン・ウルフ、フライング・ブリトー・ブラザーズとか、エヴァリー・ブラザーズのカヴァーを交えたバラエティーに富んだセットリストだった。ボーナス・トラックで4曲のおまけつき。

特典映像で「Road Trip Documentary"OFF THE BEATEN PATH"」が収録されていて、特典といいながらほぼライヴと同じボリュウム。つまりてんこ盛り状態だ(笑)。コステロとピート・トーマスがメンフィスからオックスフォードまでクルマで移動しながら、STAXのスタジオとかブルース・マン所縁の地を訪れるという、いわばロード・ムービー。ジャームッシュの『ミステリー・トレイン』みたいで面白い。クルマの中でピートと話しながら、いつしか自身の音楽を分析したりして興味深かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第47回グラミー賞授賞式

2005年03月21日 | Rock
録画していたビデオをようやく見ました。生中継ではなくて3時間半に編集した再放送で、途中スキップしながら見ました。

主要4部門は
●最優秀アルバム
『Genius Loves Company』 レイ・チャールズ

●最優秀レコード
「Here We Go Again」 レイ・チャールズ、ノラ・ジョーンズ

●最優秀ソング
「Daughters」 ジョン・メイヤー

●最優秀新人賞 マルーン5

----------------------------------------------------
その他の受賞者
●最優秀ロック・ヴォーカル・パフォーマンス・グループ
 「Vertigo」 U2
●最優秀カントリー・アルバム 
 『Van Lear Rose』  ロレッタ・リン
●最優秀ラップ・アルバム 
 『The College Dropout』 カニエ・ウェスト
●最優秀R&B・アルバム
 『The Diary of Alicia Keys』 アリシア・キーズ
●最優秀ロック・アルバム 
 『American Idiot』 グリーン・デイ
●最優秀ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス・グループ
 「Heaven」 ロス・ロンリー・ボーイズ
●最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス
 「Call My Name」 プリンス
●最優秀サラウンド・サウンド・アルバム 
 『Genius Loves Company』 レイ・チャールズ
●最優秀ラテン・ポップ・アルバム 
 『Amar Sin Mentiras』 マーク・アンソニー
●最優秀ショート・フォーム・ミュージック・ビデオ
 「Vertigo」 U2
●最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス
  「Sunrise」 ノラ・ジョーンズ
●最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス 
 「Daughters」 ジョン・メイヤー
●最優秀ポップ・コラボレーション 
 「Here We Go Again」 レイ・チャールズ&ノラ・ジョーンズ
●最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス
  「11th Commandment」 ベン・ハーパー
●最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム 
 『Genius Loves Company』 レイ・チャールズ
●最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム 
 『Stardust ... The Great American Songbook Volume III』 
 ロッド・スチュワート
●最優秀ダンス・レコーディング 
 「Toxic」 ブリトニー・スピアーズ
●最優秀ソロ・ロック・ヴォーカル・パフォーマンス
  「Code of Silence」 ブルース・スプリングスティーン
●最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス
  「Mrs. O'Leary's Cow」 ブライアン・ウィルソン
●最優秀ロック・ソング 「Vertigo」 U2
----------------------------------------------------

オープニング・アクトは新人賞にノミネートされた5組がメドレーするパフォーマンスでした。あんまり面白いものではなかった。

功労賞はツェッペリンやアート・ブレイキー、アトランティック・レコードの創立者など。

最優秀カントリー・アルバム賞を受賞したロレッタ・リンは70歳になるという。アルバムをプロデュースしたのはホワイト・ストライプというバンドの人。ロック界の若い世代がカントリー・アルバムを手がけるところにアメリカ音楽の懐の深さを感じた。

スマトラ沖地震被災者救済のパフォーマンスがあった。「Across The Universe」をアリシア・キーズ、ボノ、ノラ・ジョーンズ、スティービー・ワンダー、ブライアン・ウィルソンらが歌った。この曲はインターネットでダウンロード販売され、その収益が寄付金として被災者のもとに届けられるそうだ。ただし日本からはダウンロードできない。規制があるからね。。

この1年のあいだに亡くなったミュージシャンを追悼するコーナーでパフォーマンスされたのはレイ・チャールズの「Do I Ever Cross Your Mind?」。ボニー・レイットとビリー・プレストンの共演。スライド・ギターとハモンド・オルガンだけで披露された。あまりにも渋くしみじみとした。この曲もダウンロード販売されたが日本では...

R&Bアルバム賞を受賞したアリシア・キーズはクインシー・ジョーンズとジェイミー・フォックスとでレイ・チャールズの「我が心のジョージア」を歌った。

カニエ・ウエスト、グリーン・デイの評価も高かったが、最後はレイ・チャールズが最優秀アルバムを受賞した。もしも、レイ・チャールズが生きていたらどうなっていたのか。それが気になるグラミーだった。僕がこれを見たあとで聴きたくなったCDはグリーン・デイとカニエ・ウエストだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする