LIVE AID

2005年01月16日 | Rock
お正月から時間を見つけてずっと『LIVE AID』(DVD)を見ていた。この週末でようやく見終えたが、ボーナス映像はまだ。

20年前はリアルタイムで見ていたはずだがもう全然覚えてない。ブームタウンラッツとコステロとブライアン・フェリーは記憶に残っている。当時録画したビデオも残ってないはずだ。コステロの時は日本のスタジオで南こうせつが解説したのを思い出した。ブライアン・フェリーも若い。今の僕より若いんじゃないか?

ロンドンのウェンブリー・スタジアムが最初にはじまって、それからアメリカのフィラデルフィアへ。イギリスの放送は音波障害?などもあってやや不満が残る。しかしアメリカはすごい。新春放談で大滝詠一と山下達郎が話していたが、アーカイブとして伝える役目を十分果たしているので驚く。

ただパフォーマンスはイギリス側のほうが義援金の呼びかけをしたりして、チャリティーのためのコンサートというスタンスが鮮明だ。フィラデルフィアはお祭りみたい。

さて、これが僕の世代のウッドストックだと思うのだが、エチオピア難民は救済されなかったようだ。このDVDの収益は寄付されるということなので、あらためてその問題について考えて見たいと思う。

ベスト・パフォーマンスはU2かな。CS&Nの「ティーチ・ユア・チルドレン」もよかった。すごいのはフィラデルフィアでこの曲がオーディエンスによって大合唱となったこと。音楽が文化として定着しているのがうらやましく思った場面だった。
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ROCK AND ROLL CIRCUS

2004年12月05日 | Rock
1968年に収録されたストーンズのテレビ用クリスマス特別番組。出演はストーンズ、ジョン・レノン、ザ・フー、ジェスロ・タル、タジ・マハール、マリアンヌ・フェイスフルなど。

しかし、ストーンズの意向により放送はされず、1996年になってVHSで発売するまで28年間お蔵入りになっていた。

サーカス仕立てのライヴ・ショーでブリティッシュ・ブルース色に彩られたパフォーマンスが楽しめる。

ジョン・レノンはベースにキース、ギターにクラプトン、ドラムはミッチ・ミッチェル(ジミ・ヘンドリックス・エクスペリアンス)というスペシャル・バンド、ザ・ダーティ・マックとして出演、「ヤー・ブルース」を演奏した。またオノ・ヨーコが横で黒い布をかぶってパフォーマンスしている姿も確認できる。

後半のストーンズのパフォーマンスはブライアン・ジョーンズが参加した最後のものとされている。ボーナス・トラックに収録されたピート・タウンジェントのインタビューでは、ブライアンは始終泣きっぱなしだったという。キースはいろんなものを飲んでいたので顔色が黄色くなっていたんだそうだ。

ピート・タウンジェントのインタビューでもミックを絶賛していたが、そのパフォーマンスは素晴らしい。歌は上手でないが伝わってくる。カリスマ性がある。
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