<05月07日プレイリスト>
[100%リクエスト!]
LOVE GOES ON(その瞳は女神)/山下達郎 "RARITIES" '02
SHOUT/THE ISLEY BROTHERS '59
DO ME/TEDDY PENDERGRASS "TEDDY" '79
IT'LL NEVER HAPPEN AGAIN/CONNIE STEVENS '66
GEORGIA ON MY MIND/THE BAND "ISLANDS" '77
ON THE STREET WHERE YOU LIVE(TV OPENING)/竹内まりや(TBS系「ブロードキャスター」テーマ) '06
俺の借金全部でなんぼや/上田正樹 & 有山淳司 "ぼちぼちいこか" '75
CHANCES ARE/JOHNNY MATHIS '57
MAGIC TOUCH/山下達郎 "COZY" '98
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■内容の一部を抜粋
・Do Me
志村けんさん(1970年代当時、ソウル・ミュージックのファンとして有名だった)がテディ・ペンタグラスの「Do Me」から引っ張ってきて、ドリフターズの「ヒゲダンスのテーマ」を思いついたらしい。「Do Me」は正確にいうと「ヒゲダンスのテーマ」のオリジナルとは違うそうだ。(リズム)パターンが似ているだけとか。いわゆる元ネタとなった曲。
・今週いちばんウケたハガキ
新聞のラジオ欄に載る番組の告知文は番組ディレクターの長崎さんが考えているそうだ。彼は落研出身だったので、ときどきファール・アウトなクレジットを載せたりするのだとか。それを選んで採用するかしないかはJFN系列各放送局の広報の胸先三寸だとか。4月23日の東北の新聞のラジオ欄には、
FM青森「山下達郎があなたのリクエストに全身全霊でこたえます」
FM岩手「山下達郎リクエストにおこたえします」
それを見たリスナーからラジオ欄の切り抜きと共に「岩手県では"全身全霊"でやってないんですね。私も脱力して聴くことにします」というハガキがきた。タツローさんは「シャレがわかってらっしゃる方ですね」とコメント(笑)。
・It'll Never Happen Again
ティム・ハーディンが書いた作品で、ティム・ハーディンのオリジナル・ヴァージョンもいいそうです。久し振りにティム・ハーディンのオリジナル・ヴァージョンを引っ張り出して聴いたそうですが、そうしたら止まらなくなって、寝る時に聴く音楽が何日も続けてティム・ハーディンになったそうです。機会があればかけてみたいそうです。
・Georgia On My Mind
ホーギー・カーマイケルが書いた作品。彼が作る曲は難しい。その白眉が「Georgia On My Mind」。「(冒頭の)"Georgia..... Georgia....."の間、ここのあいだに何をやればいいんだろう(笑)。こんなに難しい曲はありません。絶対に人前ではGeorgia On My Mindは歌わないように生きてまいりました。レイ・チャールズにも勝るとも劣らないリチャード・マニュエルの歌唱で聴かせます」とタツローさん。
・ヘンテコな楽器特集
メロトロンやテルミンとか、あとシタールなど、歴史上に残るトンデモ楽器も含め、そうした変な楽器の特集を企画しているそうです。
・俺の借金全部でなんぼや
上田正樹さんはサウス・トゥ・サウスのメンバー、有山淳司さんはアコースティック・ギターを弾きながら歌うシンガー・ソングライター。この二人が上田正樹 & 有山淳司の名義で発表したのがデュオ・アルバムの『ぼちぼちいこか』。「俺の借金全部でなんぼや」は作詞が三上寛さん。歌は上田正樹さん、ギターは有山淳司さん、ベースは藤井裕さん、正木五郎さんのドラムス。すなわち上田正樹とサウス・トゥ・サウスのベース、ドラムス。フォーク・ブルース然としたテイク。
・お酒
毎日は飲めないそうで休肝日を作るようにしているみたいです。量はかなり飲むそうですが飲んでも饒舌になるくらいで乱れないとか。桑田佳祐さんがラジオで「酔っ払って管を巻く」と話していたそうですが、そのようなことはしないそうです。
「あの言葉はそっくり桑田くんに返します。知らない人がお聞きになったら信じてしまうので、はっきり申し上げておきますが。酒は飲むべし、飲まれるべからずでございます。でも飲んじゃうんだな、これが。今日も飲んじゃおうかな(笑)」
・ジョニー・マティス
「Chances Are」、全米No.1になったのはこの1曲だけ。21才の歌声。3年後に早くも『Greatest Hits』をリリース。その後10年間に渡りビルボードのアルバム・チャートにチャート・イン。実に490週にチャート・インされギネスブックに載ったそうです。その後、ピンク・フロイドの『Dark Side Of The Moon』が741週チャート・インの記録を打ち立てるまで誰にも破られることはなかったそうです。40年代、50年代あたりだとジャッキー・グリースンの『Song For Young Lovers』やジョニー・マティスの『Greatest Hits』がロング・チャートの代表作となる。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
05月14日は、さらに引き続き「100%リクエスト!」