今日は一日"山下達郎"三昧 第一部

2011年09月28日 | 山下達郎

■今日は一日"山下達郎"三昧 第一部
2011年9月19日(月・祝)
NHK-FM 12:15-18:50
http://www.nhk.or.jp/zanmai/past/20110919tatsuro/index.html

出演:山下達郎 黒崎めぐみアナウンサー
ゲスト:松尾 潔

[第一部]12:15-18:50
01 Down Town / Sugar Babe
02 Windy Lady
03 愛を描いて - Let's Kiss The Sun -
04 Ride On Time
05 Get Back In Love
06 さよなら夏の日
07 ヘロン
08 Forever Mine
09 希望という名の光
10 雨は手のひらにいっぱい / Sugar Babe
11 Circus Town
12 Last Step
13 Love Space
14 Solid Slider
15 Let's Dance Baby
16 潮騒
17 Bomber
18 永遠のFull Moon
19 Funky Flushin'
20 いつか(Someday)
21 夏への扉
22 Sparkle
23 Your Eyes
24 悲しみのJODY
25 高気圧ガール
26 風の回廊(コリドー)
27 土曜日の恋人
28 蒼氓
29 クリスマス・イブ
30 あまく危険な香り 1982年ドラマ「あまく危険な香り」主題歌
31 Get Back In Love 1988年ドラマ「海岸物語 昔みたいに...」主題歌
32 Endless Game(Live)[1992.3.15 中野サンプラザ] 1992年ドラマ「誘惑」主題歌
33 世界の果てまで 1995年ドラマ「ベスト・フレンド」主題歌
34 Dreaming Girl 1996年ドラマ「ひまわり」主題歌
35 いつか晴れた日に 1998年ドラマ「先生知らないの?」主題歌
36 ずっと一緒さ 2008年ドラマ「薔薇のない花屋」主題歌
37 街物語 2010年ドラマ「新参者」主題歌
38 愛してるって言えなくたって 2011年ドラマ「冬のサクラ」主題歌
39 アトムの子(Live)[1992.3.15 中野サンプラザ]
40 さよなら夏の日
41 Smoke Gets In Your Eyes(Live)[1981.12.16 広島郵便貯金ホール]
42 Jungle Swing
43 ヘロン
44 LAI-LA - 邂逅 -
45 Love Can Go The Distance
46 Juvenileのテーマ ~ 瞳の中のRainbow
47 君の声に恋してる
48 忘れないで
49 白いアンブレラ
50 風がくれたプロペラ
51 ずっと一緒さ
52 僕らの夏の夢
53 新(ネオ)・東京ラプソディー
54 Donut Song
55 ついておいで
56 スプリンクラー
57 ターナーの汽罐車
58 夏の陽
59 Loveland, Island
60 Be My Love
61 Love T.K.O
62 My Gift To You
63 Close Your Eyes
64 You Make Me Feel Brand New
65 Don't Ask Me To Be Lonely(Studio Live)
66 ピンク・シャドウ
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■内容の一部を抜粋
・冒頭の挨拶
オープニングは「希望という名の光」(Prelude)。
「アトムの子」のインストゥルメンタルに乗って、
「サウンドストリートのレギュラーを三年間担当して以来、25年ぶりにNHKのスタジオでの一人喋り」と達郎さんがコメントで登場。
番組開始の挨拶があってNHKアナウンサーの黒崎めぐみさんにバトンタッチ。

・オープニング・ショート・ヒストリー
達郎さん選曲による「オープニング・ショート・ヒストリー」で幕開け。
各時代を代表する名曲を年代順に紹介。
シュガーベイブの「Down Town」から「希望という名の光」まで9曲。

・山下達郎サウンド '70年代篇
午後1時台からは「山下達郎サウンド '70年代篇」。
シュガーベイブの「雨は手のひらにいっぱい」から「Funky Flushin'」まで10曲。

・山下達郎サウンド '80年代篇
午後2時台は「山下達郎サウンド '80年代篇」。
「いつか(Someday)」から「クリスマス・イブ」まで10曲。

・山下達郎サウンド TVドラマ主題歌篇
午後3時台は「山下達郎サウンド TVドラマ主題歌篇」。
「あまく危険な香り」から「愛してるって言えなくたって」まで。
「Endless Game」は1992年3月15日に中野サンプラザで行われたライヴから。
「アトムの子」はニュー・アルバム『RAY OF HOPE』初回盤のボーナス・ディスク『Joy 1.5』に収録されたライヴ・ヴァージョン。

・山下達郎サウンド '90年代篇、2000年代篇
午後4時台は「山下達郎サウンド '90年代篇」。
「Smoke Gets In Your Eyes」は1981年12月16日に広島郵便貯金ホールで行われたライヴから。
引き続いて「山下達郎サウンド 2000年代篇」。

・リクエスト
午後5時台は「リクエスト」。

・山下達郎カヴァー特集
午後6時台は「山下達郎カヴァー特集」。
冒頭の「Be My Love」はカヴァー特集のオープニングということで達郎さんが選曲。
1993年のアルバム『Season's Greetings』から。
このコーナーはゲストの松尾潔さんによる選曲。R&B、ソウルに沿った選曲とのこと。
松尾さんと黒崎さんは1968年生まれの同い年。

・達郎さんとの初対面
十数年前に達郎さんと共通の知人を介してライヴに招待してもらったのが達郎さんと松尾さんの出会い。
ライヴはNHKホールで行われて、その終演後に楽屋で会ったとか。
初対面で10時間くらい音楽談義、最も長くて13時間話をしたそうだ。

・Love T.K.O
1999年の『On The Street Corner 3』から。
オリジナルはフィラデルフィアの人気シンガー、テリー・ペンタグラス。
このカヴァーを聴いた松尾さんの第一印象は「やられた」という感じだったとか。
'80年代に達郎さんは「Love T.K.O」を書いたソングライティング・チームのウーマック&ウーマックが
今度アーティスト・デビューするという音楽コラムを書いていたのが印象に残ってると松尾さん。
そしてフィラデルフィア・ソウルへの扉を開いてくれたのが達郎さんなのだそうだ。

・アルバム『T.P.』
達郎さんがサウンドストリートを担当していた1983年から1986年の三年間がちょうど高校の三年間だったと松尾さん。
テディペンの「Love T.K.O」が収録されてる日本盤のアルバム『T.P.』は700枚くらいしか出てないと当時達郎さんが発言。
それを聞いた松尾さんは国内盤を探して手に入れたとか。そんな話をソウル仲間が集うお酒の席で達郎さんに話したところ、
音楽評論家の吉岡さんをはじめ、そこにいたソウル仲間全員が国内盤を持っていたという。
もしかしたらその700人は全員顔見知りかもしれないという濃い話。

・My Gift To You
1993年のアルバム『Season's Greetings』から。
アレキサンダー・オニールというミネアポリスの男性シンガーがオリジナル。
1988年の作品なので達郎さんにしてはカヴァーするまでの時間が短い。
松尾さんは「達郎さん、攻めてるなぁ」と思ったという。

・Close Your Eyes
1980年のアルバム『On The Street Corner』から。
アルバムのインターバルが短くてスティービー・ワンダーの'70年前後と並ぶ多作の時代と松尾さん。
達郎さんは当時民放のラジオかなにかでこんなふうに言ってたという。
「僕はアルバムを作るとき、A面とB面ではA面のほうを必ず長くするようにしている。
 それはA面のほうが短いとミュージックカセットに空白部分ができるから。
 繰り返して聴くとそこで気分が萎えちゃう」

・You Make Me Feel Brand New
1986年のアルバム『On The Street Corner 2』から。
フィラデルフィア・ソウルのクラシック。オリジナルはスタイリスティックス。
曲の作者トム・ベルの意向を深く解釈しているカヴァーだと松尾さん。

・Don't Ask Me To Be Lonely(Studio Live)
1999年の『On The Street Corner 3』収録曲。オリジナルはダブス。
ここで予定より早く達郎さんをスタジオに呼び込んでスタジオ・ライヴ。
達郎さんは松尾さんの隣に座り、膝の上にラジカセを抱えてその上に頬づえついてスタンバイ。
NHKから借りたというラジカセの中にはアカペラのカラオケが入ってるという。
ニューヨークの街角でストリート・シンフォニーと呼ばれるドゥーワップのストリート・ライヴを再現したかたち、
そうした感じで「Don't Ask Me To Be Lonely」のスタジオ・ライヴを披露した。

・ピンク・シャドウ
「もっといいテイクがあるんですがね。それは『Joy 2』で」と達郎さんのコメント。
コメント (2)
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