Sunday Song Book #1463

2020年10月25日 | Sunday Song Book

2020年10月25日プレイリスト「山下達郎で棚からひとつかみ」
1. BOMBER / 山下達郎 "オーパス" "ゴー・アヘッド" '78
2. マーマレイド・グッドバイ / 山下達郎 "僕の中の少年" '88 11月25日 2020リマスター盤発売
3. 世界の果てまで / 山下達郎 "14/10/10 名古屋ボトムライン"
4. エンドレス・ゲーム / 山下達郎 "16/04/20 岩手県民会館"
5. アンブレラ / 山下達郎 "スペイシー" '77
6. 僕の中の少年 / 山下達郎 "僕の中の少年" '88 11月25日 2020リマスター盤発売
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■内容の一部を抜粋
・近況
東京はだいぶ寒くなってきて寒暖の差が激しいとか。昼間はまだちょっと暖かいけれど、夜になると冷え込むので、達郎さんは久しぶりにウォーキングを再開したそうだ。真夏のウォーキングは汗だくで堪え、逆にくたびれるという。「これから秋冬にかけて、せいぜい歩こうと思っております」と達郎さん。

・山下達郎で棚からひとつかみ
最近、メールでのリクエストは達郎さんの曲が増えてるという。先週、番組で山下達郎特集を告知したら、いつもより量が圧倒的に増え、洋楽のリスナーが少なくなってきていると感じてるそうだ。達郎さんの曲のリクエストは一人一曲という感じでバラけていて、読んで選曲するだけで悩みまくっているとか。最近はライヴ・ヴァージョンのリクエストも増えているが、ライヴ・ヴァージョンは曲が長くなるので、曲数があんまりかからない。リクエストをかけても、かけても、間に合わない状態だという。今週は全曲、山下達郎のレパートリーで、ライヴを交えつつ、『POCKET MUSIC』と『僕の中の少年』の2020年リマスター盤のお知らせも交えつつ、久しぶりの「山下達郎で棚からひとつかみ」。

・BOMBER
「BOMBER」は達郎さんの全レパートリーの中でもレコードがライヴに匹敵するヴァージョン。1978年のレコーディングだけど、今聴いてもそれなりの普遍性があると自負しているそうだ。

・マーマレイド・グッドバイ
『僕の中の少年』の2020年リマスター盤から「マーマレイド・グッドバイ」。1988年のレコーディングなので1曲めの「BOMBER」から10年後の作品になる。なぜかメールからのリクエストの圧倒的多数が「マーマレイド・グッドバイ」だったそうだ。ライヴ・ヴァージョンへのリクエストもあったが、ライヴではやったことがないという。「ひじょうに演奏難易度高い曲で、何度も練習したんですけど、結局、あの、青山くんの時代から何度も練習しても、結局満足する出来になりませんで、未だに一度もやったことがありません。ひじょうに難しい(笑)、曲であります。ですので、これも先ほどのBOMBERと同じでレコード・ヴァージョンがライヴを凌駕している曲の少ないものでございます」と達郎さん。

・世界の果てまで
ハガキのリクエストでは「世界の果てまで」がめちゃくちゃきていたそうだ。達郎さんの全シングルの中でもシングル・カットして最も売れなかった曲のひとつだという。ライヴ・ヴァージョンへの御所望が多いけれど、今、曲書いたり、詩の打ち合わせしたりして、新しい音源を引っ張り出す余裕がないとか。今まで「世界の果てまで」をやったのは2014年のマニアック・ツアーでやったきりで、このときに千秋楽が終わった後に、名古屋のライヴ・ハウスのボトムラインで演奏をし、その演奏が比較的いいので今日は2014年10月10日のライヴ。いつものようにP.A.OUT。
曲をかけ終えて。
「オートハープの出だしがちょっと間違えていますね。いいんです、歌がまぁまぁだから(笑)、ふふ」と達郎さん。



・RIDE ON TIMEの演奏について
千葉市のリスナーから「スタジオ録音のRIDE ON TIMEを聴くと、頭の♪青いー、の8部音符を喰うのが掴めなくて、サビ直前の♪おとずーれ、の直前のドラムが入ってきて、おっとっと躓きつつ、ようやく修正するということを40年間繰り返しております。(中略) スタジオ録音のRIDE ON TIMEの頭のシンコペーションを楽しむためのコツがあるようでしたら教えてくださればうれしいです」というメール。
「RIDE ON TIMEのときは4拍刻んで、1,2,3,4,1,2,3,♪青いー、てってっとやってれば取れます。でも一回染みつくと大変なんですよ。お察し申し上げます」と達郎さん。
 
・エンドレス・ゲーム
季節柄多かったのが「エンドレス・ゲーム」。2018年にオンエアしたのは2016年4月17日の横浜関内ホールのライヴ。今日はその三日後の千秋楽、岩手県民会館のライヴ。



・秋の山下達郎で棚からひとつかみ
今週だけではお便りに応えられないので来週も続けて「秋の山下達郎で棚からひとつかみ」。

・プレゼント
番組28周年の感謝を込めて、お便り、リクエストの中から抽選で10名に楽天ポイントギフトカード5000ポイントをプレゼント。プレゼント希望の方はハガキ、メッセージ・フォーム共にご住所、お名前の明記をお願いしますとのこと。

・『POCKET MUSIC』と『僕の中の少年』の2020年リマスター盤
1986年のアルバム『POCKET MUSIC』と1988年のアルバム『僕の中の少年』の2020年リマスター盤が完成。11月25日に二枚同時発売が決定した。ボーナス・トラックは『POCKET MUSIC』が6トラック、『僕の中の少年』は7トラックを収録している。詳しくは山下達郎スペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・復刻7インチ・シングル・プレゼント
今回の『POCKET MUSIC』と『僕の中の少年』の2020年リマスター盤二枚購入者から抽選で450名に当時のシングルを復刻した7インチ・レコードをプレゼント。「風の回廊」、「土曜日の恋人」、「踊ろよ、フィッシュ」、そして「GET BACK IN LOVE」の4種類を復刻するとのこと。詳しくは山下達郎スペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・邦楽アーティストのベスト3
東京練馬区のリスナーから「人生で観たコンサート・ベスト3の邦楽編も是非よろしくお願いいたします」というお便り。
「邦楽はたくさんありますから。NO.1は1976年の矢野顕子さんの渋谷公会堂でのライヴです。NO.1です、私の人生。すっごいライヴでした、それが本当に(笑)。曰く形容し難いですね(笑)、すっごいライヴ。これが私の人生、NO.1の邦楽のライヴです」と達郎さん。

・アンブレラ
たった一通変わったリクエスト。北海道函館市のリスナーからのリクエストで「アンブレラ」。1977年のアルバム『SPACY』に収録されている。
曲をかけ終えて。
「これもライヴでやったこと一度もありませんし、サンデー・ソングブックでかけたの初めてですね」と達郎さん。

・僕の中の少年
『僕の中の少年』の2020年リマスター盤からタイトル・ソングの「僕の中の少年」。
「これもライヴ・ヴァージョンというご所望をたくさんあるんですけれども。『僕の中の少年』が出たときに一回ライヴでやりましたが、それはテープをバックにしてドラムとキーボードだけと、自分のアコギだけでやったので、全然聴いてて面白くないっす。すいません(笑)。でも、ちゃんとしたリズム・セクションでたぶん演奏が不可能だっていう。この時代はそういう作品がすごく多いんですが。レコードの中だけの世界という。インナー・ワールドという感じでございます」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2020年11月01日は、「秋の山下達郎で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp

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