<05月01日プレイリスト>
[「リクエスト大会~山下家LIVE編」]
色・ホワイトブレンド/竹内まりや "REQUEST" '87 "EXPRESSIONS" '08
WINDY LADY/山下達郎(2010/09/10 東京エレクトロンホール宮城)
砂の女/山下達郎(2010/09/10 東京エレクトロンホール宮城)
元気を出して/竹内まりや(2010/12/22 大阪城ホール)
希望という名の光/山下達郎(2010/10/31 日本武道館)
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■内容の一部を抜粋
・近況
ニュー・アルバムのレコーディングを再開したそうだ。
・リクエスト大会~山下家LIVE編
達郎さんとまりやさんのライヴ・ソースを中心にしたリクエスト大会。
・色・ホワイトブレンド
季節柄、まりやさんの「色・ホワイトブレンド」にリクエストが集まったという。
・WINDY LADY~砂の女
「PERFORMANCE 2010」のライヴ・ヴァージョン。この音源はP.A.アウトだそうだ。昨年の9月10日に仙台の東京エレクトロンホール宮城で行われた公演から。
「WINDY LADY」と「砂の女」は「PERFORMANCE 2010」のステージ前半の核となった部分だとか。
「WINDY LADY」はシュガーベイブのレパートリーだったので、シュガーベイブ時代のアレンジメントを復刻させたライヴ・ヴァージョンだと達郎さん。
「砂の女」は鈴木茂さんの作品。シュガーベイブ時代からよくやってたそうだ。
・福島原発
山下達郎 : 先日、岩手日報のですね、ウェブを見ておりましたら、盛岡の土木業者の方がですね、福島の原発の汚染水の流出を食い止めるためにですね、盛岡の土木業者の方が現地に行って、その工事をした際に、この方社長さんなのでですね、自分はいいんだけれども社員が被曝するかもしれないっていう懸念があったんですけれど、社長が行くならオレもと5人が名乗り出たという記事がありました。福島の原発で働いてる方々は本当に身を賭してやっております。このあいだ関西テレビの「スーパーニュース・アンカー」という番組がありまして。まぁ、東京では映らないんですけれど、その中で青山繁晴さんという方がですね、近大の経済学部の教授の方ですが。この方が福島原発に入ってですね、福島原発のスタッフに直接インタビューされたというのがYouTubeに上がっておりまして。もう削除されてしまったんですが、レポートもひじょうに秀逸でですね、本当にみなさん必死に、しかも冷静にそういうこと取り組んでらっしゃるレポートが出ましてですね。普通のもっと大きいマスコミもそういうのやればいいのにと思うんですが、なかなかそうはいきませんでしょうね。まぁ、こういう話をしていると、どんどんどんどんネガティブになっていきますが(笑)。
・元気を出して
昨年行われたまりやさんの十年ぶりのコンサート「souvenir again」、12月22日に大阪城ホールで行われた公演から。
このライヴ・ヴァージョンはちゃんとミックス・ダウンしている音源だとか。
・希望という名の光
昨年10月31日に日本武道館で行われたワーナーミュージック・ジャパン創立40周年のイベントから「希望という名の光」。
イベントの数週間前にワーナーミュージック・ジャパンの社長、吉田さんが自ら命を絶たれるという事件が発生して、スタッフやミュージシャンに動揺が走り、全スタッフ、ミュージシャンの中で最年長だった達郎さんが歌の途中で緊張しながらスピーチを行った。全く公開するつもりのなかったP.A.アウトの音源だが、こういう時代になると表に出す価値があるかなと考えたそうだ。
「こういった震災、それから原発事故、こういうものが起きますと、否応無しに自分が今いるスタンスというものが問い直されるということが起きます。私も全くそうで、自分が音楽をやるということ、これからどうやってやるかということを、否応無しに問いかけられるということを、毎日考えて生きております。僕に限らず、あらゆる職業、あらゆる日本で暮らしてる人々がみんな同じことを思ってらっしゃると思いますが、私は私なりのそういうことを、このテイクでお聴きいただければなと。ちょっと大上段な、言ってみればくさいスピーチであるんですけれども、私の偽わざるそのときの気持ちが、今のこの時代にちょうどいいかなという気が致しますので」と達郎さん。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
05月08日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.smile-co.co.jp/tats/