GWの4日間は韓国で楽しんできましたが、まだまだ行きたい場所はいっぱい。月末に釜山旅行に誘われ、二つ返事でOKしていました。
「釜山女子旅」にくっついて行った男子の、2日間の顛末。1日目は、「釜山のマチュピチュ」とも呼ばれる文化の街・甘川(カムチョン)文化村を訪ねます。
釜山までの往復は、お馴染みビートルに乗りました。円安、韓国離れのダブルパンチで、乗客減の続くビートル。土曜日の朝便というのに半分も乗っておらず、ちょっと心配になってきます。
海は凪ぎで、船酔いとは無縁だったのはありがたいことです。
2日前に開通したばかりの釜山港大橋をくぐり、釜山港着。南浦のホテルへ寄った後は、富平の食堂街でランチにしました。ポッサム、おいしかったです。
食後の甘味は、BIFF広場の屋台のホットクを。有名な屋台のようで、大行列をつくって買い求めました。
今日の目的地・甘川洞へは、チャガルチ駅7番出口・フェニックスホテル前のバス停から、頻発運行の17番バスに乗り込みます。
2週間後に統一地方選挙を控えた韓国。市・区それぞれの長、議員、教育長、教育委員を選ぶ「1人8票」選挙のため、候補者の数も膨大です。街のビルや交差点は、候補者の横断幕がこれでもかと言うほど並んでいました。
長崎のような風景を見つつ、荒い運転のバスに揺られること20分弱、終点で下車。
文化村へは路上でマウルバス(コミュニティバス的なミニバス)の1、1-1、2系統に乗り換え。甘川小学校前(文化村入口)バス停まではものの数分ですが、急坂なので歩いたら大変そうでした。
文化村入口の観光案内所で、ガイドマップ(2,000ウォン)を購入。各施設でスタンプを押すと、絵葉書を貰えます。
村の入口から数分のハヌルマル(空の床)の展望台から見下ろした、文化村の風景。びっしりと家々が並び、まるで島の集落のようです。
反対側は、釜山港大橋の雄姿を望むことができます。
壁が彩られた家が続き、近くで見ても楽しめます。
思わず迷い込みたくなるような、階段の路地。
星の王子様と共に。
路地の階段は、積み重ねた本のよう。
建物だけではなく、干された洗濯物も集落に彩りを与えます。
路地裏に並ぶ家々の一部は、アートスペースに生まれ変わっています。
「現代人の部屋」に入ると、部屋の中に置かれた手という手が、一斉にキーボードを打ち始めました。面白いけど、日常を思い出し少し憂鬱な気分に…。
まっすぐに続く階段は、通称「星を見に行く階段」と呼ばれます。何てロマンチックな名前かと思いきや、星の幻覚が見えるほど疲れる、急な上り階段という意味だとか。
地方選の運動員に、「前の選挙で支持したけど、何もしてくれなかったじゃない!」と苦情を申し立てるおばちゃんの声が響いていました。
街の中心部にあった銭湯「健康湯」は、コミュニティスペースになっています。浴室も銭湯だった時代の姿そのままに、アートスペースになっていました。
健康湯は「谷」に位置するため、屋上の展望台に上がると、迫りくるような家々の景観が広がります。
健康湯の4階はゲストハウスになっていて、ここに泊まって夕方~夜~朝と移り変わる風景を眺めてみたいものだなと思いました。
「星を見に行く階段」をヒイヒイ言いながら登る人々を、高見の見物(笑)。
集落をぐるりと回り、再び村の入口へ。集落を見下ろすフォトゾーン「一つになる」で一枚。目の前の現実なのに、不思議な感覚にとらわれます。
もともと村にあった色合いやスケール感を逸脱することなく、アートが溶け込むように「たたずむ」甘川文化村は、経済論理で計れない豊かさを得ているように見えました。
帰路は地元のおばちゃんに教えられ、2番バスで地下鉄土城駅に抜けました。駅までは10分もかからず、17番バスのルートよりずっとスムーズ。ただ2番バスは1時間に2本程度の運行で、17番ルートの方が待たずに移動できます。
夕ご飯は、富平市場の飲み屋街へ。道路へ席を出している店が多く、外で飲むにはいい季節だけあって、外の席から埋まっていました。
混んでいたホルモン焼きの店の、最後の1席に入り込んでみたら大当たり! おいしいホルモンに、ビールが進みました。
食後は「女子旅」らしく、南浦の商店街のコスメ店を巡りつつロッテ百貨店へ。
9時過ぎというのに、屋上のカフェと動物園スペースがオープンしていました。
海側には開通したばかりの釜山港大橋が、いろんな色に姿を変えながら輝いていました。
「シメ」は、米・ミラービールのビアホールへ。GWにソウルで呑んだ時の写真を見た、同行者のリクエストです。
ノッポなジョッキは、飲んでいるだけで楽しい気分に。街の風を浴びながら、いい気分で夜は更けて行きました。
「釜山女子旅」にくっついて行った男子の、2日間の顛末。1日目は、「釜山のマチュピチュ」とも呼ばれる文化の街・甘川(カムチョン)文化村を訪ねます。
釜山までの往復は、お馴染みビートルに乗りました。円安、韓国離れのダブルパンチで、乗客減の続くビートル。土曜日の朝便というのに半分も乗っておらず、ちょっと心配になってきます。
海は凪ぎで、船酔いとは無縁だったのはありがたいことです。
2日前に開通したばかりの釜山港大橋をくぐり、釜山港着。南浦のホテルへ寄った後は、富平の食堂街でランチにしました。ポッサム、おいしかったです。
食後の甘味は、BIFF広場の屋台のホットクを。有名な屋台のようで、大行列をつくって買い求めました。
今日の目的地・甘川洞へは、チャガルチ駅7番出口・フェニックスホテル前のバス停から、頻発運行の17番バスに乗り込みます。
2週間後に統一地方選挙を控えた韓国。市・区それぞれの長、議員、教育長、教育委員を選ぶ「1人8票」選挙のため、候補者の数も膨大です。街のビルや交差点は、候補者の横断幕がこれでもかと言うほど並んでいました。
長崎のような風景を見つつ、荒い運転のバスに揺られること20分弱、終点で下車。
文化村へは路上でマウルバス(コミュニティバス的なミニバス)の1、1-1、2系統に乗り換え。甘川小学校前(文化村入口)バス停まではものの数分ですが、急坂なので歩いたら大変そうでした。
文化村入口の観光案内所で、ガイドマップ(2,000ウォン)を購入。各施設でスタンプを押すと、絵葉書を貰えます。
村の入口から数分のハヌルマル(空の床)の展望台から見下ろした、文化村の風景。びっしりと家々が並び、まるで島の集落のようです。
反対側は、釜山港大橋の雄姿を望むことができます。
壁が彩られた家が続き、近くで見ても楽しめます。
思わず迷い込みたくなるような、階段の路地。
星の王子様と共に。
路地の階段は、積み重ねた本のよう。
建物だけではなく、干された洗濯物も集落に彩りを与えます。
路地裏に並ぶ家々の一部は、アートスペースに生まれ変わっています。
「現代人の部屋」に入ると、部屋の中に置かれた手という手が、一斉にキーボードを打ち始めました。面白いけど、日常を思い出し少し憂鬱な気分に…。
まっすぐに続く階段は、通称「星を見に行く階段」と呼ばれます。何てロマンチックな名前かと思いきや、星の幻覚が見えるほど疲れる、急な上り階段という意味だとか。
地方選の運動員に、「前の選挙で支持したけど、何もしてくれなかったじゃない!」と苦情を申し立てるおばちゃんの声が響いていました。
街の中心部にあった銭湯「健康湯」は、コミュニティスペースになっています。浴室も銭湯だった時代の姿そのままに、アートスペースになっていました。
健康湯は「谷」に位置するため、屋上の展望台に上がると、迫りくるような家々の景観が広がります。
健康湯の4階はゲストハウスになっていて、ここに泊まって夕方~夜~朝と移り変わる風景を眺めてみたいものだなと思いました。
「星を見に行く階段」をヒイヒイ言いながら登る人々を、高見の見物(笑)。
集落をぐるりと回り、再び村の入口へ。集落を見下ろすフォトゾーン「一つになる」で一枚。目の前の現実なのに、不思議な感覚にとらわれます。
もともと村にあった色合いやスケール感を逸脱することなく、アートが溶け込むように「たたずむ」甘川文化村は、経済論理で計れない豊かさを得ているように見えました。
帰路は地元のおばちゃんに教えられ、2番バスで地下鉄土城駅に抜けました。駅までは10分もかからず、17番バスのルートよりずっとスムーズ。ただ2番バスは1時間に2本程度の運行で、17番ルートの方が待たずに移動できます。
夕ご飯は、富平市場の飲み屋街へ。道路へ席を出している店が多く、外で飲むにはいい季節だけあって、外の席から埋まっていました。
混んでいたホルモン焼きの店の、最後の1席に入り込んでみたら大当たり! おいしいホルモンに、ビールが進みました。
食後は「女子旅」らしく、南浦の商店街のコスメ店を巡りつつロッテ百貨店へ。
9時過ぎというのに、屋上のカフェと動物園スペースがオープンしていました。
海側には開通したばかりの釜山港大橋が、いろんな色に姿を変えながら輝いていました。
「シメ」は、米・ミラービールのビアホールへ。GWにソウルで呑んだ時の写真を見た、同行者のリクエストです。
ノッポなジョッキは、飲んでいるだけで楽しい気分に。街の風を浴びながら、いい気分で夜は更けて行きました。