カメラを載せた新幹線に、手を振る。
それだけと言ってしまえばそれだけの企画なのに、オフィシャル会場の定員8千人はあっという間に満員御礼。特に鉄道好きじゃない人との会話でも、話題になっていた。
その名も「九州縦断ウェーブ」。今日の昼をはさんで、鹿児島から博多を結んで開催されました。
オフィシャル会場は申込者しか入れないけれど、沿道から手を振るのも参加方法の一つ。僕は昨日のロケハンの結果、筑後川にかかる長門石橋の上から手を振ろうと思っていましたが、ツイッターを見ていたら、誰が発信したのか分からないけれど、長門石橋と新幹線橋梁の間の土手で手を振ろうとの呼びかけを発見。イベントは大人数で盛り上がるのが好きなので、躊躇なく土手へ転進することにしました。
とはいえ、あのあたりに駐車するスペースはないはずなので、対岸の梅林寺の河川敷にクルマを停めたのは13時15分。


通過予定時刻まで35分もあるというのに、橋と土手にはすでに人だかりが。

路上駐車はNGですよ~



風船に旗にプラカード。皆さん、思い思いのアピールグッズを作ってきていました。


程度の差こそあれ、皆さん、鉄道が好きなことに間違いはないので、合間合間に通過していく列車にも熱い視線が注がれます。筑後川を渡るリレーつばめも、あと20日間の姿です。

時間が近付くにつれ、頭上には何機ものヘリコプターが現れ始めました。1機はレインボーカラーに彩られており、JRが飛ばしたんでしょうか?? さらには飛行船まで現れました。
13時44分、試験場前駅付近で見ていたという友達から、「通りましたよぉ!」というハイテンションな電話が入ってくる。いやおうなく、筑後川での雰囲気も高まってきます。

13時50分過ぎ、ついに来たぁ!(写真は友人撮影)
誰ともなく声を上げ、歓声の中、虹色の新幹線が姿を現しました。ゆっくり、ゆっくりと進んでいく虹色の新幹線。両手を振り、ボンボンを揺らし、旗を振って飛び跳ね、それぞれの形で迎えました。でも新幹線を迎えた高揚感は、きっと一つ。
なるほど「九州が、ひとつになる」イベントだったわけです。
やや博多側に上った鳥栖市の田んぼの真ん中でのユーチューブ動画。昨日のロケハンの時には、線路に向かってかかしが立っており、ここでもなにか企てている人がいるんだなと思ったものですが、こちらも大盛り上がりだったようです。
鳥栖の旭山に登った友人家族からの報告からも、大賑わいの様子が伝わってきました。
終わってしまえばあっという間だったけど、なんだか嬉しさと楽しさの余韻が入り混じったような気持ちです。

2年前の寝台特急「はやぶさ」の最終列車が走った時には、沿道から多くの人が手を振り、機関士さんもその気持ちに応えて手を振っていました。またSL人吉号の運転開始の頃、熊本ではおもてなしの心の表現として、「手を振レール運動」なんて呼びかけがあったこともあります。
しかし「列車に手を振る」ことに、会場を用意し、CMもバンバン流して、ここまでの規模のイベントに仕立てたというのは、おそらく前代未聞の出来事だと思うし、恐らく後に続くものもないんじゃないかと思います。
話題性も充分で、さっそく今日のニュースでは全国放送にまでなっていました。九州新幹線の集客に、きっと弾みも付くものと思います。
それだけと言ってしまえばそれだけの企画なのに、オフィシャル会場の定員8千人はあっという間に満員御礼。特に鉄道好きじゃない人との会話でも、話題になっていた。
その名も「九州縦断ウェーブ」。今日の昼をはさんで、鹿児島から博多を結んで開催されました。
オフィシャル会場は申込者しか入れないけれど、沿道から手を振るのも参加方法の一つ。僕は昨日のロケハンの結果、筑後川にかかる長門石橋の上から手を振ろうと思っていましたが、ツイッターを見ていたら、誰が発信したのか分からないけれど、長門石橋と新幹線橋梁の間の土手で手を振ろうとの呼びかけを発見。イベントは大人数で盛り上がるのが好きなので、躊躇なく土手へ転進することにしました。
とはいえ、あのあたりに駐車するスペースはないはずなので、対岸の梅林寺の河川敷にクルマを停めたのは13時15分。


通過予定時刻まで35分もあるというのに、橋と土手にはすでに人だかりが。

路上駐車はNGですよ~



風船に旗にプラカード。皆さん、思い思いのアピールグッズを作ってきていました。


程度の差こそあれ、皆さん、鉄道が好きなことに間違いはないので、合間合間に通過していく列車にも熱い視線が注がれます。筑後川を渡るリレーつばめも、あと20日間の姿です。

時間が近付くにつれ、頭上には何機ものヘリコプターが現れ始めました。1機はレインボーカラーに彩られており、JRが飛ばしたんでしょうか?? さらには飛行船まで現れました。
13時44分、試験場前駅付近で見ていたという友達から、「通りましたよぉ!」というハイテンションな電話が入ってくる。いやおうなく、筑後川での雰囲気も高まってきます。

13時50分過ぎ、ついに来たぁ!(写真は友人撮影)
誰ともなく声を上げ、歓声の中、虹色の新幹線が姿を現しました。ゆっくり、ゆっくりと進んでいく虹色の新幹線。両手を振り、ボンボンを揺らし、旗を振って飛び跳ね、それぞれの形で迎えました。でも新幹線を迎えた高揚感は、きっと一つ。
なるほど「九州が、ひとつになる」イベントだったわけです。
やや博多側に上った鳥栖市の田んぼの真ん中でのユーチューブ動画。昨日のロケハンの時には、線路に向かってかかしが立っており、ここでもなにか企てている人がいるんだなと思ったものですが、こちらも大盛り上がりだったようです。
鳥栖の旭山に登った友人家族からの報告からも、大賑わいの様子が伝わってきました。
終わってしまえばあっという間だったけど、なんだか嬉しさと楽しさの余韻が入り混じったような気持ちです。

2年前の寝台特急「はやぶさ」の最終列車が走った時には、沿道から多くの人が手を振り、機関士さんもその気持ちに応えて手を振っていました。またSL人吉号の運転開始の頃、熊本ではおもてなしの心の表現として、「手を振レール運動」なんて呼びかけがあったこともあります。
しかし「列車に手を振る」ことに、会場を用意し、CMもバンバン流して、ここまでの規模のイベントに仕立てたというのは、おそらく前代未聞の出来事だと思うし、恐らく後に続くものもないんじゃないかと思います。
話題性も充分で、さっそく今日のニュースでは全国放送にまでなっていました。九州新幹線の集客に、きっと弾みも付くものと思います。