JRに遅れること1週間、西鉄天神大牟田線は3月22日(土)にダイヤ改定を行いました。
今回の目玉は、太宰府観光輸送の強化。ダイヤ面では、1時間に2本が走る小郡行き急行のうち、平日3本、休日5本が太宰府行きに振替えとなりました。
そして車両面では、8000形特急電車をリニューアルした観光列車「旅人(たびと)」がデビュー。下り1本の直通急行の後の昼間時間帯に、二日市~太宰府間を30分毎に走ることになりました。
大牟田線系統の乗客減が続く中、観光向けのきっぷを強化してきた西鉄でしたが、ダイヤ・車両にも波及したという点では「転機」ともいえる新ダイヤです。
そこで運行開始2日目の3月23日、さっそく「旅人」の乗り試しに出かけました。
外観はピンク地にラッピングされ、すっかりイメージを一新。
車両ごとに、太宰府の観光名所が描かれています。
一方で車内はというと、ほぼ原形のまま。JR九州の観光列車のような内装を期待していると、肩透かしを食らうことになります(笑)。
もっとも、もともとは福岡~大牟田の1時間を快適に過ごせるよう作られた豪華仕様の車両なので、原型のままでも観光気分は盛り上がります。
座席のモケットは、前後の展望席のみ変わっていました。シックな色に、梅の柄が太宰府らしさを演出。
車両ごとに内装の色を変えてあり、込められた願いごとの内容が異なるんだそうです。
その車両に込めた願いは、太宰府の名物キャラクター「千梅ちゃん」が解説してくれます。
ちなみにnimocaのキャラクター、フェレットもこっそり隠れてます。
中間付近には、太宰府の名産品展示コーナーと記念スタンプが設置されています。8000形のデビュー時は、公衆電話が設置されていたスペースです。
デビュー2日目とあって、カメラを構える人の姿は絶えません。
今や中韓の観光客が押し寄せる太宰府とあって、大勢の外国人観光客も記念写真を撮っていました。
観光客で賑わう参道。あちこちから、中国語と韓国語が聞こえてきます。
日中、日韓とも国同士の関係は決して良好ではない昨今ですが、円安効果は大きいのでしょう。
そんな外国の方々への配慮はというと、「旅人」車内の太宰府観光案内は4ヶ国語表記。新型の案内装置も、日本語の下段に英語、中国語、韓国語が入れ替わりで表示されます。
これなら外国人でも迷う心配なし!?
6編成が在籍する8000形電車のうち、1本が「旅人」に変わり、特急用は5編成となりました。5編成でも特急の運用はまかなえるようだけど、余力がなくなったのは確かで、この日も1運用がロングシートの5000形になっていました。
太宰府観光もいいけれど、島原や柳川観光に出かける時も、やっぱり快適な電車で行きたいもの。大牟田線特急の観光向け車両(できれば指定席も)というのも、検討されていいのではないかなと思った「旅人」初乗車でした。
今回の目玉は、太宰府観光輸送の強化。ダイヤ面では、1時間に2本が走る小郡行き急行のうち、平日3本、休日5本が太宰府行きに振替えとなりました。
そして車両面では、8000形特急電車をリニューアルした観光列車「旅人(たびと)」がデビュー。下り1本の直通急行の後の昼間時間帯に、二日市~太宰府間を30分毎に走ることになりました。
大牟田線系統の乗客減が続く中、観光向けのきっぷを強化してきた西鉄でしたが、ダイヤ・車両にも波及したという点では「転機」ともいえる新ダイヤです。
そこで運行開始2日目の3月23日、さっそく「旅人」の乗り試しに出かけました。
外観はピンク地にラッピングされ、すっかりイメージを一新。
車両ごとに、太宰府の観光名所が描かれています。
一方で車内はというと、ほぼ原形のまま。JR九州の観光列車のような内装を期待していると、肩透かしを食らうことになります(笑)。
もっとも、もともとは福岡~大牟田の1時間を快適に過ごせるよう作られた豪華仕様の車両なので、原型のままでも観光気分は盛り上がります。
座席のモケットは、前後の展望席のみ変わっていました。シックな色に、梅の柄が太宰府らしさを演出。
車両ごとに内装の色を変えてあり、込められた願いごとの内容が異なるんだそうです。
その車両に込めた願いは、太宰府の名物キャラクター「千梅ちゃん」が解説してくれます。
ちなみにnimocaのキャラクター、フェレットもこっそり隠れてます。
中間付近には、太宰府の名産品展示コーナーと記念スタンプが設置されています。8000形のデビュー時は、公衆電話が設置されていたスペースです。
デビュー2日目とあって、カメラを構える人の姿は絶えません。
今や中韓の観光客が押し寄せる太宰府とあって、大勢の外国人観光客も記念写真を撮っていました。
観光客で賑わう参道。あちこちから、中国語と韓国語が聞こえてきます。
日中、日韓とも国同士の関係は決して良好ではない昨今ですが、円安効果は大きいのでしょう。
そんな外国の方々への配慮はというと、「旅人」車内の太宰府観光案内は4ヶ国語表記。新型の案内装置も、日本語の下段に英語、中国語、韓国語が入れ替わりで表示されます。
これなら外国人でも迷う心配なし!?
6編成が在籍する8000形電車のうち、1本が「旅人」に変わり、特急用は5編成となりました。5編成でも特急の運用はまかなえるようだけど、余力がなくなったのは確かで、この日も1運用がロングシートの5000形になっていました。
太宰府観光もいいけれど、島原や柳川観光に出かける時も、やっぱり快適な電車で行きたいもの。大牟田線特急の観光向け車両(できれば指定席も)というのも、検討されていいのではないかなと思った「旅人」初乗車でした。