「日本も〈緑の福祉国家〉にしたい!」特集号

2006年10月08日 | 持続可能な社会






 もうほとんど台風のような天気の後、昨日今日と晴天に恵まれています。

 特に今日は、雲一つない青空です。

 今日はメンバーが藤沢のミーティングルームに集まり、シンポジウム「日本も〈緑の福祉国家〉にしたい!――スウェーデンに学びつつ」の発題を特集した『サングラハ』第89号の発送を行ないます。

 出来上がって昨日手元に届いた雑誌は、シンプルで爽やかな表紙、コンパクトできわめて充実した論文と、すばらしい出来で、とても喜んでいます。

 このパンフレットはきっと、静かなしかし確実な影響を広げていくにちがいないと期待しています。

 大井玄先生の「地球温暖化と倫理意識」、小澤徳太郎先生の「三〇年前に行動を起こしていたら――科学と政治、そして、チェック・システムと」、西岡秀三先生の「持続可能な社会からのバックキャスティング――試金石となる低炭素社会の実現」、どれをとっても今最高の論考です。私の「『持続可能な社会』の実現に必要・十分な条件とは何か」は、すでにブログ公開済みの文章の改訂版ですが、これまでの環境論に欠けていたところを補ったものと自負しています。

コメント (4)
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