皆様 おはようございます。
6月23日(水) 東京の天候は曇り()
今朝の最低気温は20.5℃。
今日は曇り一時雨の天候で、予想最高気温24℃の見込みです。
先週初め来店されたお客様の施術中、
「小池知事の体調が良くないようですね」というような話をしていたところ
昨日、「過度の疲労で今週いっぱい休養」とのニュースが流れ、
「ああ、やっぱり 体調が悪かったんだ」と思った次第です。
・元気のない顔 ・歩き方、動きも精彩がなく
・声が小さく、目力がない
など見るからに不調です、というような状況でしたから・・・・。
健康状態は体に現れるもの、家族、友人など周りの人の状況を
注意してみるとよくわかりますよ
昔のお医者さんは患者の顔色、体の状況を「視診&触診」で
診て治療していましたが、今はもっぱら顔を見ることもなく
映像&血液検査のみ・・・、というところが多いようです。
本日の事例紹介です。
概要
・専業主婦の50代女性。
・不調内容を伺うと
①両膝痛(膝の少し上付近)
②両太もものハリ感
③右足付け根付近の痛み
という、3点の申し出でした。
不調原因は
<両膝痛・太腿のハリ>
・太腿前側の筋肉(大腿四頭筋)の強いコリ。
→ 幅広い板のようなゴリゴリとした筋肉コリでした。
・太腿内側の筋肉(内転筋)の強いコリ。
→ 膝を曲げ、外側に倒すと「分厚く盛り上がった筋肉」になっていました。
筋肉が硬く縮んだ状態で伸びづらくなっているため
歩行時や膝屈伸時などに太腿のハリや膝痛を感じていたようです。
<足付け根付近の痛み>
・痛み場所は骨盤前側の突起(ASIS)付近に起こっていました。
・骨盤前側の突起~膝下に伸びている「大腿四頭筋」の強い短縮により
痛みが起こっていたようです。
→ 膝痛&太腿のハリと同じ原因です。
<その他>
・お尻の筋肉がとても硬い縮んでいるため、足の可動域が制限され、
足が上に上げづらくなっていました。
→ 立位で足を上げると床と水平程度までしか上がらず、
サビ付いた足のようにとても重く感じるほどでした。
・全身の筋肉が硬く、中でも肩~肩甲骨周辺はとても硬く盛り上がった
状態になっていました。
これでは、長い時間&長い距離歩くととても疲れ、
足が疲労困憊すると思われました。
改善施術
<足・尻>
・昨日、習ったばかりの「九伝流」で筋肉を緩めます。
①太腿内側の「内転筋」
②太腿前側の「大腿四頭筋」
わずかにこれだけで太腿の筋肉が緩み、足が軽く
動くようになりました。
しかも太腿が細くなり、驚いた次第です。
・お尻の筋肉を緩めます。
<右足内転筋の施術中> <施術後、右足が細くなりました>
<肩~肩甲骨>
・首~肩にかけての筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋など)を緩めます。
・左右の肩甲骨間の筋肉(菱形筋)を緩めます。
<施術前:左右の肩の高さが異なっています> <施術後:左右の肩の高さが揃いました>
<全身の筋肉>
・全身を揺らし全身の筋肉を緩めます。
施術後の体の状況を伺うと
・全身の硬さがなく、体のあちこちにあった詰まったような感じが
なくなり、スッキリしました。
・足が軽く、楽に動きます。
・肩周辺がとても軽く、楽になりました。
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