何となく歩いた結果

デジカメを持って色々な場所に出没し撮影した写真を公開。最近は東京の夜と里山をメインテーマに撮影中。システム開発の話題も。

酒蔵見学 泉橋酒造(神奈川)(2016/9/1)

2016-09-08 18:55:39 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ

神奈川県の中央部・海老名にある泉橋酒造さんの蔵見学会に参加。


蔵の裏手に広がる自社田。酒造りに使用する米はここをはじめ、いくつかの田んぼで自ら栽培する他、契約農家から直接仕入れている。


栽培する酒米は、山田錦、雄町、神力、亀の尾、そして最も新しい品種、楽風米など多品種に渡る。田んぼの中にセンサーを設置し、スマホでデータを管理するなど最先端の取り組みも。


自社で精米設備を所有。米の栽培から酒造りまで一環して自社で行う姿勢には驚かされた。


ここで米を蒸す、水は丹沢の伏流水を地下100mから組み上げる、水質は硬水とのこと。


仕込みを順に説明して頂く。蔵の中は、いろいろな道具が整然と置かれ、ひとつひとつが綺麗に磨き上げられ、見ていて気持ちがいい。


見学の後はお楽しみの試飲。5種類のお酒が用意された。


泉橋酒造直営レストラン「蔵元佳肴」の酒肴をつまみながらお酒を頂く、至福のひととき。

泉橋酒造では月に何回か見学ツアーを開催しており、気軽に蔵見学ができる。 →ホームページ

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甲子大試飲会(2016/4/29)

2016-05-02 14:50:57 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
千葉県酒々井にある酒蔵「飯沼本家」で春と秋の年2回定期的に開催している甲子(きのえね)大試飲会に参加。


鑑評会出品用の大吟醸から一般的に販売しているお酒、リキュールまで全ラインナップの試飲が可能、お燗コーナーまであって、甲子のお酒を心ゆくまで楽しめる。


蔵元の挨拶から始まり、杜氏・蔵人さんの紹介、カンパイのあとは自由にきき酒。途中で蔵グッズを賭けた日本酒クイズも。これには最後まで勝ち残り、じゃんけんで3位になり枡と利き猪口を頂きました。


今回の肴、少しずつつまんで、日本酒を頂き、という至福の時間。蔵人とも自由に会話を楽しめるし、甲子ファンにはオススメのイベント。
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ちば乃Shukura Bar 2015/12/4

2015-12-05 10:19:18 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
総武線両国駅で開催された「ちば乃Shukura Bar」へ行って来ました。

普段は新潟県を走っている「越乃Shu*Kura」新潟のお酒を楽しみながら旅をすることができる人気列車。1日だけ千葉を走るツアーを行うことになり、その前日、両国駅のホームで車両の展示と千葉のお酒の試飲会を開催。


開始時刻の17時に到着すると入場する長蛇の列。40分ほど並び、500円を支払い、試飲用のミニ利き猪口とJR千葉のマスコット「駅長犬」のバッジ、駅長犬の巾着、試飲券5枚を受け取りホームへ。


日本海側を向いてるシート、ここで日本酒を呑みながら海に沈む夕陽を見たら最高だろうな。ちなみにこの日は飲食禁止。


ホームではジャズの生演奏も。


千葉の各蔵から提供された日本酒は30種類。大吟醸クラスも提供されていてラインナップはかなり充実していた。だけど、途中で酒が尽き、4杯呑んだところで終了、これはちょっと頂けない事態に…。


鉄道ファンも多かったようだし、その人たちは千葉の日本酒をほとんど知らないと思うので、千葉酒のPRという面では大きな効果があったかも。こういうイベントはもっと積極的にやって欲しいと思う。
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酒々井新酒祭り2015

2015-11-24 13:46:03 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
11月22日(日)に千葉県酒々井町で開催された「酒々井新酒祭り2015」。会場は甲子(きのえね)の銘柄で知られる飯沼本家。


会場である甲子の新酒と、隣町佐倉市にある旭鶴の新酒を販売。


新潟県の古民家を移築した「酒々井まがり家」には青々とした杉玉が架けられ、その下には酒々井町の農産物が。


甲子の仕込み水。酒々井には文字通り、酒が湧いたという井戸の伝説が残されている。


地元の方が様々なパフォーマンスで楽しませてくれる。


屋台も多く出店しており、お酒を買ってここで宴会。

今年はバイクで行ったので残念ながら酒は呑まずにお昼用にパンと搗きたてのお餅を買って帰宅。あーゆっくり楽しみたかった。
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発酵の里こうざき酒蔵まつり2015

2015-03-16 13:46:15 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
千葉県神崎町は昔から味噌や醤油の醸造が盛んで、酒蔵が今でも二軒あることから発酵をキーワードに町おこしをしている。

このお祭りは、酒蔵を中心に町中心部を歩行者天国にして露天など多くの店が並び、参加者が5万人を超えるなど他に類を見ない大規模なもの。


鍋店の脇にバイクを止めて、酒蔵の中に入ると無料試飲は長蛇の列、うー、呑みたいけどバイクなので外から写真を撮るのみ…。


外には鍋店BARと称した売店があり、鍋店の定番酒や樽酒を格安で販売。


チーバ君登場!

蔵の中には酒の肴の露天が並び、蔵開き限定酒も販売してるのでここで多くの人が酒宴している。しぼりたての生酒をおみやげに購入。


どんぶり一杯200円という格安でも具だくさんの豚汁でお腹を満たしブラブラと町を散歩。やはり発酵やオーガニックに関連した出展が多い。


神崎町のゆるキャラ「なんじゃもん」、歩きにくそう…と同情をかっていた…。


先日もお邪魔した寺田本家さんはご覧の状況、中への突撃は断念…。

何年もかけてお祭りを発展させてきた蔵と町の手腕は本当に素晴らしい、間もなく道の駅もできるし、町おこしの成功例と言われるのでは。
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ぶらり銀座 春の酒まつり

2015-03-15 16:11:51 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
春と秋に開催されている、銀座一丁目酒まつりは、銀座界隈の県アンテナショップでお酒を試飲しながらのスタンプラリー。今年は北陸新幹線開業で湧く石川県が参加し、広島、山形、福井、茨城、高知、沖縄の7県で開催。


まずは沖縄、泡盛と多彩なリキュール、今回は、フルーツ工房パッションというのを頂いた、透明だけど、トロピカルドリンクの味、これは旨い。


続いて酒どころ高知へ。若干の行列ができていたので静かに待ち、豊の梅を頂く。繊細な酒で美味しかった。


茨城は、筑波山の近くにある花の井、法被を着てるから蔵の人かな。どっしりとしていてお燗向きのお酒。


続いて福井、伝心無濾過生、これが今回一番好みの味だった。


石川は菊姫のみの提供、和風のスタンドで、レンコンの天ぷらを頂きながら試飲。


山形では玉こんにゃくを食べながら出羽桜、これは合う。


ラスト広島は、酔心。やさしい味わいで濃厚な味だった。

一杯50mlで7県、350ml、2合弱、ほろ酔い気分で銀座、東京駅ナカを散歩。

それにしても回を追うごとに盛況になってきている。銀座が日本酒の聖地のようになるのも夢ではない!気がする。
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酒蔵めぐり(21) 稲花酒造

2015-03-09 13:25:00 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
千葉県九十九里の南端、サーファーにはよく知られた東浪見(とらみ)にある稲花酒造。江戸文政年間創業と200年以上の歴史ある蔵。


お米を蒸すための釜。訪問時には甑倒しも済み造りは終了していた。ちなみに、吟醸酒以上では扁平精米(米を均一に外側から削る)を行い、必要以上削らずに米の旨味を引き出しているとのこと。


仕込み水は長南町からタンクで運んでいるが、洗浄などに使う水は井戸水を使用。冷たい井戸水は蔵内の温度を下げたりということにも活用されているとのこと。左側の扉のシミのように見えるのは蔵付き酵母だそう。


創業当時200年前の建物と明治・大正期の建物が混在。昔の酒造りの光景が浮かんできそう。


お酒を搾る機械、かつては上から圧力をかける機械を使っていたそうだが、こちらのほうが早く搾れて品質劣化が少ない、とのことで早い時期に切り替えたそう。


お酒を保管するタンクが林立、上を見上げると梁が交差し圧巻の眺め。


案内頂いた製造部長の菅野さん、そして十二代当主秋葉さんを交え見学の最後に試飲。

決して派手さはないけど、素直に米の旨さを感じ、食中酒向きというのがこの蔵の酒だろうか。次々と新しい味を出してきて今後も楽しみな蔵。東京都内では四ツ谷の鈴傳で扱いがあるそうだ。
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秋田の酒を楽しむ会

2015-03-08 10:04:08 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
3/5(木)品川で開催された秋の酒を楽しむ会に参加。


近年人気が高まっている秋田の酒、今回も早々に満席となり、会場は大賑わい。


開催に先立って、業者向けのきき酒会も開催されたがこれも1000人を上回る参加、高い注目度を裏付けた。


旨い酒が呑み放題、肴はあきた名産品が詰まった折り詰めとときりたんぽ鍋。


秋田の綺麗どころも登場、優雅な踊りを疲労してくれた。


もと擦り歌を生披露。

美味しい酒と肴、そして多くの知人とも会い、満足いく会だった。
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酒蔵めぐり(20) 自然酒五人娘・寺田本家

2015-02-21 11:18:15 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
千葉県下総神崎、五人娘という銘柄で知られる寺田本家の蔵見学会に参加。蔵見学会は酒造時期に月何回か30人程度募集して開催している。


下総神崎は発酵をキーワードに町おこしをしていて、見学の前に発酵食品を使ったオニギリセットを頂いた。


見学に先立ち、24代目蔵元寺田優さんより、蔵の歴史や自然酒に取り組んだ経緯などを説明。


まずはお米を蒸す工程、いろいろな蔵を見学したけど木桶でできてる甑は初めて見た。古いものを活用しているのではなく、できるだけ伝統に則った酒造りがしたいと新造したもの。


酒造時期にもかかわらず麹室に入って説明をしてくれた。モヤシ(麹)の振り方なども実演。とにかく説明が丁寧でわかりやすい。


生もと造りを基本としており、今でも酒母を造る際にはもと擦り歌を歌っているとのこと、歌うことにより各桶の品質が均等になる、作業が単調化しないなどメリットがあるそうだけど、伝統を守りたい、という強い意志があるのだと思う。


もろみ用タンクが林立している、中央に見えるのは木桶、効率一辺倒ではなく、昔ながらの味わい深いお酒を求めて、ということだろう。


もちろん、もろみを頂きました、これは酒造時期ならではの体験。


出来たお酒は佐瀬式の圧搾機で絞る。働いている蔵人の方々が皆若いのに驚いた、歴史と伝統、そして自然に近い酒造りをしながらの、新しいお酒造りにチャレンジする姿勢、寺田本家さん、これからジワジワと来ると思います。

見学後、数種試飲させて頂きほろ酔い気分、しぼりたてのお酒をお土産に買い帰路についた。
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農家がつくる日本酒プロジェクト 2年目完成披露パーティin東京

2015-02-12 14:02:59 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
秋田県大潟村の農家「松橋ファーム」さんが中心となって進めている「 農家がつくる日本酒プロジェクト」。2年目のお酒の完成披露パーティへ行ってきた。

完成したお酒は「農醸」という銘柄で酒米として秋田酒こまちを使用した純米吟醸、造りは一白水成で知られる福禄寿酒造。右側2本は昨年完成のもの。


このプロジェクトに出資すると裏ラベルに名前を入れてくれる、「銘酒ネット」がしっかり入ってます!


秋田名物といえばきりたんぽ鍋だけど、今回はきりたんぽではなく、だまこ(お米を丸く握ったもの)鍋、もっちりとしていてこれも旨い。味付けも本場秋田のもの。


靴を脱いでリラックス。手作り家具やウッディーな内装がいい感じ。


会場となったのは早稲田の古民家、製本工場だったものを主催者のひとりである「つむぎや」さんがリフォームしたもの。


古い建物だけど、温かい雰囲気。

旨い酒、秋田の鍋、知らない人とも出会うことができて、とても楽しい会だった。
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