成田山前で元禄2年から酒造りを始めた鍋店(なべだな)。不動は、成田山のご本尊が不動明王であることから名付けられた銘柄で特約店向けの商品、仁勇は、地元のスーパー等でもよく見かける。今でもお店は成田山の山門前にあるけど、蔵は下総神崎という利根川沿いの静かな町にある。
千葉県内の蔵の中では最も生産量が多いと聞いていたので、きっと最新鋭の設備で造っているに違いないと予想。
見学のはじめにDVDでお酒造りの流れについて学んでから、蔵の中を案内して頂く。まずは米を蒸す工程。現在では、美山錦と秋田酒こまちといった銘柄が、産地としては秋田や北総地域が中心とのこと。小さな仕込み用に丸い甑も使用している。
ほとんどの蔵では麹室は見学不可が多いのだが、まさに麹造りをしている中に入れて頂くことができた。麹造りは全て手作業で、米の種類、状態によってきめ細かく管理をしているとのこと。
続いて酒母。お話しを伺っていて、この蔵では技術と知識の蓄積を大事にして高品質を保ちつつ、工程を調整することで作業をスムーズに進行させているという印象を持った。
9月から5月まで酒造をしているので、温度が高くなる季節には、仕込みに氷を使うことで温度を調整する。
次回へ続きます。
千葉県内の蔵の中では最も生産量が多いと聞いていたので、きっと最新鋭の設備で造っているに違いないと予想。
見学のはじめにDVDでお酒造りの流れについて学んでから、蔵の中を案内して頂く。まずは米を蒸す工程。現在では、美山錦と秋田酒こまちといった銘柄が、産地としては秋田や北総地域が中心とのこと。小さな仕込み用に丸い甑も使用している。
ほとんどの蔵では麹室は見学不可が多いのだが、まさに麹造りをしている中に入れて頂くことができた。麹造りは全て手作業で、米の種類、状態によってきめ細かく管理をしているとのこと。
続いて酒母。お話しを伺っていて、この蔵では技術と知識の蓄積を大事にして高品質を保ちつつ、工程を調整することで作業をスムーズに進行させているという印象を持った。
9月から5月まで酒造をしているので、温度が高くなる季節には、仕込みに氷を使うことで温度を調整する。
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