登米市東和町、山中の踏査を終えて幹線道路を町場方向へ下って行くと、山側法面に鮮やかな黄葉が見えます。歩み寄って確認すると、ヤマブキの黄葉ですね。ここは南向きの法面で日当たりが良いことから、鮮やかな色に黄葉したのでしょう。半日陰以下の場所では、淡い黄緑色にしか黄葉しないのでかなり地味です。
三枚とも2024.11.26撮影
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登米市東和町、脇道が国道に合わさる辺りに電柱が立っていて、そこから延びた電線下に深紅に紅葉した幼木が数本生えています。初めはミズキの幼木かと思ったのですが、葉身が両端の尖った長楕円形ですから、仲間のクマノミズキですね。
電線下ですから、これに止まった野鳥が糞をし、それに含まれていたミズキの種が下で発芽したものと推測されます。野鳥の体内を通過した種子は発芽率が上がると言われていますからね。ミズキや . . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵地の細い農道を下って行くと脇にヤナギ林があり、林内には枯木や倒木が点在しています。林内に踏み込んでキノコを探していると、ヤナギの倒木に傘の直径が4cmほどのキノコが束生しているのを見つけました。ナメコの仲間のスギタケに似ていますが、スギタケは傘上の濃色の鱗片が、もっと小さくて密生しているような ? 帰宅後にキノコ図鑑で調べてみましょう。
キノコ図鑑でスギタケを検索して . . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵上の集落道から、小沢に沿った細い農道を下って行くと、山裾にヤナギの林がありますが、真っ平ですから20年くらい前は田んぼだったものと推測されます。ヤナギの木は生長が早いものの腐朽するのも早く、木々の1/3くらいは倒れたり傾いたりしています。倒木にキノコが生えているかも知れないので探してみましょう。
1本の立ち枯れて傾いた木の裏側を見ると、黄褐色のキノコが20~30本生えています。 . . . 本文を読む
加美町宮崎地区、周囲の紅葉を眺めながら林道を上がって行くと、コナラよりも葉が大きな黄葉が見られるようになってきました。高木の梢ですから肉眼ではしっかりとは確認できませんが、たぶんミズナラでしょう。ナラの仲間は早い時季には殆ど落葉しないため、樹下を探しても傷んだ前年の落葉しか見つかりません。
しばらく行くと、幸いにも林縁にミズナラの小高木が生えていて、ようやくそれと確認できる写真が撮れました。葉が . . . 本文を読む