茨城県笠間市南部に聳える難台山(552.8m)の北麓、長沢集落は車道の終点に
なっていて、ここから道祖神峠や吾国山への峠道が西に向っています。
集落から1kmほど上ると山道の十字路があり、ここで峠道を外れて尾根伝いの
山道を歩いてみました。
なだらかな尾根筋の北側が杉林になっていますが、間伐された明るい林で、
そこに白い小さな花が点々と咲いていました。
宮城県内で見たことはありませんが、コウヤボウキと思われます。
花の少ない季節ですから、小さく地味な花でも貴重な存在です。
二枚とも2015.10.25撮影
我家の植物図鑑では分布域が本州・四国・九州となっていますが、前述したように
宮城県内では見られません。ネット検索で幾つかの記事を見ると、関東以西の本州と
なっていましたので、これが正解でしょう。
草丈が40~50cmなので草本かと思ったのですが、低木と解説されていますね。
細長い枝を束ねて箒にしたのでしょうか、コウヤボウキを漢字表記すれば高野箒と
なります。高野山では竹の植栽が禁じられていて、その代替として用いられたようです。
2015.10.25撮影
キク科コウヤボウキ属の落葉広葉樹で、樹高60cmほどの低木。
関東以西の本州~九州に分布し、山地の明るい林縁などに自生する。
特にアカマツ林に多い。茎は細くしなやかで、短い毛が生える。
1年目の茎には葉が互生し、葉身は広い卵形で長さ1.5~3cm、幅0.7~1cm、
縁には突起状の鋸歯が数個ある。
2年目の茎には葉が3~5枚束生し、葉身は卵形で長さ4~6.5cm、幅1.5~2.5cm、
縁は不規則に波打ち、鋸歯はない。2年目の茎は秋に枯死する。
花期は10~11月で、1年目の枝の先端に、直径1cmほどの頭花を1個だけ付ける。
頭花は白いリボン状の筒状花が10数個集まったもの。
種子は長さ5.5mmほどで密に毛がある。
上部には長い冠毛があり、風で散布される。
なっていて、ここから道祖神峠や吾国山への峠道が西に向っています。
集落から1kmほど上ると山道の十字路があり、ここで峠道を外れて尾根伝いの
山道を歩いてみました。
なだらかな尾根筋の北側が杉林になっていますが、間伐された明るい林で、
そこに白い小さな花が点々と咲いていました。
宮城県内で見たことはありませんが、コウヤボウキと思われます。
花の少ない季節ですから、小さく地味な花でも貴重な存在です。
二枚とも2015.10.25撮影
我家の植物図鑑では分布域が本州・四国・九州となっていますが、前述したように
宮城県内では見られません。ネット検索で幾つかの記事を見ると、関東以西の本州と
なっていましたので、これが正解でしょう。
草丈が40~50cmなので草本かと思ったのですが、低木と解説されていますね。
細長い枝を束ねて箒にしたのでしょうか、コウヤボウキを漢字表記すれば高野箒と
なります。高野山では竹の植栽が禁じられていて、その代替として用いられたようです。
2015.10.25撮影
キク科コウヤボウキ属の落葉広葉樹で、樹高60cmほどの低木。
関東以西の本州~九州に分布し、山地の明るい林縁などに自生する。
特にアカマツ林に多い。茎は細くしなやかで、短い毛が生える。
1年目の茎には葉が互生し、葉身は広い卵形で長さ1.5~3cm、幅0.7~1cm、
縁には突起状の鋸歯が数個ある。
2年目の茎には葉が3~5枚束生し、葉身は卵形で長さ4~6.5cm、幅1.5~2.5cm、
縁は不規則に波打ち、鋸歯はない。2年目の茎は秋に枯死する。
花期は10~11月で、1年目の枝の先端に、直径1cmほどの頭花を1個だけ付ける。
頭花は白いリボン状の筒状花が10数個集まったもの。
種子は長さ5.5mmほどで密に毛がある。
上部には長い冠毛があり、風で散布される。
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