里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヒノキの幼木 東和町

2025-02-10 | 日記

登米市東和町、山中のスギやヒノキの植林地を下り始めると、あちこちに獣道や荒れた作
業道が通っています。それらを繋いで尾根筋を下って行くと、途中の荒れた作業道にヒノ
キの幼木が点々と生えているのを見つけました。ヒノキは陰樹ですから、このような日当
りの悪い作業道でも発芽し、枯れることなく生長できるのでしょう。

この尾根筋は頁岩の岩盤や、それが風化した小礫などからなっている栄養分の乏しい土質
なのですが、そんな場所がヒノキの生育適地のようです。
特に自然林内では他の樹種の成長が悪い場所でないと、生長の遅いヒノキが負けてしまう
ので、岩がちの瘦せ地や尾根筋に生えているようです。

                               三枚とも2025.1.24撮影

ヒノキは2023年の1月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/9f7fe13cd5a91bb342c8866ef3be15f2

 

 



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