キケマンの花 野蒜の崖下

松島町手樽地区の崖下でキケマンを見つけたのは２年前ですが、いまだに花を観察していな
かったのを思い出し、そろそろ咲く時季かとその崖下を訪れてみました。
ところが・・行ってみてビックリ ! !
その崖が崩れていて、キケマンが自生していた辺りを埋め尽くしています。
諦めきれずに岩礫の周りを探すと、岩の隙間からいくつか葉が覗いているものの、花が咲く
のかどうかは判りません。

東松島市野蒜地区の崖下にも数本自生していたのを思い出し、車で移動してみました。
ところが、ここには施設が建設されていて、もう崖そのものが無くなっていました。
沿岸部の変わりようには付いていけません。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二枚とも2019.5.1撮影

諦めきれないので、施設から西へ延びる崖下の農道を辿って、他に自生していないか探して
みました。施設から数百メートル行くと、凝灰岩の崖の中ほどに黄色い花が数本見えます。
枯草を掻き分けて確認すると、キケマンですね。見つけられてほっとしましたよ。
さらに行くと、崖下に２本の花茎を立てた株が見つかりました。
よく見掛けるミヤマキケマンの花と比べると、幾分赤みがかっているように感じられます。
この辺りは丁寧に探せば、他にも見つけられるかも知れませんね。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二枚とも2019.5.1撮影

キケマンは2017年の12月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
松島丘陵のキケマン