東松島市上下堤地区の畦道を歩いていると、田んぼの畦や水路沿いのあちこちに、
コモチマンネングサの黄色い花が咲いているのが見られます。
この時季にふつうに見られるツルマンネングサは、車道沿いや崖地などのやや乾燥気味
の場所に多いのに対し、コモチマンネングサは前述のように湿った場所に多いですね。
日当たりの良い場所では盛りを過ぎて傷んだ花もありますが、全体的に見ると今が花の盛り
といえそうです。
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南三陸町歌津地区の半島部、集落道を歩いて外れの集落まで行き、その先は細い農道
を通って半島の突端を目指します。目的地近くには広い畑が拓かれていて、その傍らに
濃いピンク色の花が群生しています。何の花でしょうね、自生の野草とは思えません
から、何か園芸種が逸出して繁茂しているのでしょう。
歩み寄るとケシの花です。ただ、よく見かけるポピーやナガミヒナゲシと違って八重
咲きですね。それに果実が異様に大 . . . 本文を読む
南三陸町歌津地区の半島部、集落道を北へ向かって歩いていると、民家の石垣に
つる草が這っていて、白っぽい花がたくさん咲いています。
歩み寄って観察すると、帰化植物のツタバウンランですね。以前記事にしましたが、
石垣全面につるが這っていて見事なので、改めて取り上げました。
三枚とも2018.6.8撮影
ツタバウンンは2016年の . . . 本文を読む
南三陸町歌津地区の半島部、集落道から漁港の防波堤方向へ入っていくと、崖下に
白い花が群生しています。花の付き方からセリ科の植物と思われます。
歩み寄って観察すると、数年前に歌津の別の浜で観察したマルバトウキによく似ていますが、
葉の形が違うようです。3枚の小葉からなっているのは同じですが、小葉の形が違うのです。
マルバトウキの小葉は卵形で、先端も丸みを帯びているのに対し、ここの小葉は菱形で、
先端 . . . 本文を読む
南三陸町歌津地区の半島部、集落道を北へ向かっていると、丘陵地の裾を巻くように
海岸へと下って行きます。海岸が見えてきた辺りで、山側法面に茂る低木に赤い実が
生っているのを見つけました。直径は8mmほどで、完熟してやわらかそうな液果です。
山裾や林道沿いでたまに見かけるウグイスカグラの実ですね。以前何度か食べたこと
があり、完熟した実に酸味は無く、ほのかな甘さがあったように記憶しています。
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