一関市花泉町永井地区北部、この辺りには標高50~70mの丘陵が広がっていて、そのなだら
かな斜面には牧草地や田畑が拓かれています。
丘陵上から緩やかに農道を下っていくと、中腹の沢がない場所に水が浸みだしています。
たぶんそこが透水層と不透水層の境目になっていて、透水層中に含まれる水が浸みだしている
のでしょう。そんな地質が広く分布しているため、丘陵地の中腹でも容易に水が得られ、それ
で水田を拓く . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区北部、丘陵地の間の水田奥に溜池があって、その土手はお盆の頃までは
刈り払いされていないことを思い出し、何か咲いているかも知れないと訪れてみました。
土手上にはカセンソウが群生していますが、花はすでに終わっていて、茶褐色の花ガラが付いて
いるだけです。2週間くらい遅かったようですね。
土手上から北向きの法面を見下ろすと、下の方に黄色い花が群れ咲いているのが見えます。
草が茂る中 . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区北部、県道を南へ歩いていると、東側の丘陵中腹に赤土がむき出しに
なった崖があり、かつては一帯が土取場だったのかも知れません。その跡地が今は牧草地か
田んぼになっているようで、草藪が刈り払われて細道が上へと延びています。
細道を上がっていくと、大きな田んぼが何枚か耕作されていて、その外周のあぜ道を行くと
奥の方は耕作放棄されて、アシなどの湿地性の植物が生い茂っています。
その一 . . . 本文を読む
一関市花泉町日形地区北東部、小河川沿いの伐採跡地の草むらをかき分けていると、足元の
植物に丸い球状の実がたくさん付いているのを見つけました。初めて見る植物です。
ただ、この実に似た植物は見たことがありますね。海岸の岩場などに生えているハマボッス
には、これによく似た実が付きますから、同じサクラソウ科の植物かも知れません。
素性を調べる際の参考になりそうです。
. . . 本文を読む
一関市花泉町日形地区北東部、小河川沿いの林道を下っていると、山側から枝を差し掛ける
ように茂っている低木があって、丸い実をたくさん付けています。
果柄がすごく長いので、ニシキギ科のツリバナの実でしょうね。
そこは北東向きの斜面ですから、半日陰かそれ以下の日照しかないような場所です。
二枚とも2019.7.29撮影
まだ青い実ですが . . . 本文を読む