一関市花泉町永井地区北東部、集落道を南へ歩いて行くと道路脇に杉林があり、その際に赤い実を付けた低木が茂っています。ナス科のクコで、低地の川沿いや海岸近くの林際などで、小藪をなしているのを時々見かけます。
今の時季、これだけ実が残っているのは珍しいのではないでしょうか。晩秋になって熟して甘くなると、メジロ、ヒヨドリなどの野鳥が競って食べますから、河川敷や海岸近くの木では、実の数がかなり減ってしまっ . . . 本文を読む
登米市東和町米川地区北西部、キリシタン史跡近くの山裾にモクゲンジの木があるのを思い出し、まだ紅葉が見られるかもと立ち寄ってみました。残念ながら葉は全て散っていましたが、枝にはたくさんのホウズキ似の袋果が付いていて、樹下を探すと、幾つかの袋果と種子を拾うことができました。また、紅葉の名残をとどめた、橙赤色の小葉が何枚か落ちていました。
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登米市東和町米川地区北西部、国道から西側の林道に入り、沢沿いにどんどん上がって行くと、やがて沢の水音が無くなります。その辺りから、林道は山腹を折り返して上がって行き、尾根筋が近くなると紅葉した広葉樹が目立つようになります。その多くがコナラで、林の木の半分くらいはコナラかも知れません。この木は紅葉した状態での持ちがよく、雪が降る頃まで紅葉を楽しめることもあります。
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登米市東和町米川地区北西部、沢に並行する国道を北へ歩いていると、沢沿いの山裾に紅葉した小高木が何本か茂っています。沢近くの畦道から見ると、葉の形が長楕円形で、橙赤色の紅葉ですからサクラの仲間でしょうか。動物の踏み跡をたどって沢を渡り、近くで観察すると葉の基部寄りに一対の切れ込みがあるので、カラコギカエデでしょうね。
二枚とも202 . . . 本文を読む
登米市東和町錦織地区北東部、国道を走行していると東側の二股川堤防の向こうに、黄葉した高木が7~8本見えます。河川敷内に生えているようで、樹形からイタリアポプラのように見えます。国道から田んぼの中の細道に入り、川の堤防に上がって確認すると、枝が真っ直ぐ上に伸びる独特な樹形から、イタリアポプラで間違いないでしょう。
二枚とも2020. . . . 本文を読む