登米市東和町米川地区北西部、キリシタン史跡近くの山裾にモクゲンジの木があるのを思
い出し、まだ紅葉が見られるかもと立ち寄ってみました。
残念ながら葉は全て散っていましたが、枝にはたくさんのホウズキ似の袋果が付いていて、
樹下を探すと、幾つかの袋果と種子を拾うことができました。
また、紅葉の名残をとどめた、橙赤色の小葉が何枚か落ちていました。
二枚とも2020.11.12撮影
モクゲンジの若い袋果については、2015年の7月に観察して記事をアップしているので、
下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/e79c2827401f2fe03166df36e6d260af
袋果は三室に分かれていて、中に1~2個の種子が付いています。初め2個付くのですが、
成熟するのは1個だけのことが多いようです。種子は袋の裂片の筋にしっかり付いていて、
冬の強風で裂片ごと散布されます。裂片が羽の代りになっているんですね。
二枚とも2020.11.12撮影
モクゲンジの花は2016年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/4d73a1a4708dcf23dd7112084dc69706
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