東松島市の宮戸島、里浜貝塚近くの小丘上に遊歩道があって、これを海側へ行くと木々が伐採されていて、見晴らしの良い小広場のようになっています。そこで見つけたのがノシバ似の植物で、ノシバより少し葉が長く、鮮やかに紅葉している株もあります。やや乾燥気味の場所を好むようで、周囲より少し高い場所や、落葉樹の根方などに多く見られます。
二枚と . . . 本文を読む
9月初旬、一関市花泉町日形地区の丘陵地を踏査した際に、花がノボロギクに似ている植物を撮ったのですが、素性が判らずに放置していました。いつまでも放っておくと忘れるので、暇な時に調べてみました。
丘陵地の間の窪地のような地形の底に数枚の耕作放棄田があって、畦や乾いた場所に踏み込んで植物観察していると、背高なノボロギクのような植物が点々と、或いは5~6株が集まって生えています。頭花は筒状花のみで、舌状 . . . 本文を読む
涌谷町猪岡短台地区の県道を走行していると、江合川の土手に10羽ほどのカラスが群れているのが見えます。脇道に車を入れてからカラスのいる土手へ向かうと、あっという間に飛び去ってしまいました。土手上からカラスが群れていた場所を見ると、たくさんの足跡が入り乱れていて、土手の傾斜を利用して遊んでいたようです。人間の子供が、土手でソリ遊びをする光景を連想してしまいます。
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登米市津山町柳津地区南西部、集落道を北上川方向へ歩いて行くと、南向きの道路法面では雪が消えていて、何かの根生葉があちこちに生えているのが見られます。近づいて観察するとキク科の植物のようで、初めはヨモギかと思ったのですが、幾分葉が厚めで裂片の先が丸味を帯びているので別物ですね。民家に植えられているイエギクの逸出株か、野菊のアワコガネギクと思われます。
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登米市津山町柳津地区南西部、北上川沿いの車道から分かれて丘陵上への林道を上がって行くと、朽ちかけた家畜小屋や廃屋があります。その脇をさらに上がって行くと、頂稜近くに耕作放棄地が広がっています。すでに低木や背高なススキが茂っていますから、放棄されてから10年以上経っているものと思われます。
丘陵地の北側は杉林になっていて、そこからは荒れた作業道でゆるやかに下って行きます。少し下ると、淡い新雪上に何 . . . 本文を読む