登米市登米町日根牛地区南部、集落東側の林道を上がって行くと、杉林を抜けて少し開けた場所に出ますが、道下に続く耕作放棄田には丈のある草が一面に生い茂っています。周囲の山には杉林もありますが、多くが雑木林で野草観察を楽しめそうなエリアです。
耕作放棄田の先にも林道は続いていて、砂利道ながらよく整備されています。そんな林道をゆるやかに上がって行くと、道脇の大木に小さな黒い実がたくさん生っているのが見え . . . 本文を読む
登米市登米町日根牛地区南部、山裾の集落道を走行していると山蔭に小さな祠があって、その入口にたくさんの赤紫色の花が咲いています。その草姿や花期からムシトリナデシコの花と思われます。以前寒い時季にロゼット葉を撮ったことはありますが、まだ花を撮っていなかったので、祠近くに車を止めて撮影しました。
二枚とも2021.6.14撮影
この . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区東部、集落背後の山裾を巻く農道を東へ歩いて行くと、杉林際に赤い新葉を出している小木が何本か生えています。ふつうの青葉を見ると葉質が革質で厚く、表面が濃緑色で光沢があります。裏面を見ると緑白色ですから、タブノキの葉ですね。
何本かのタブノキの木を観察しましたが、半日陰の葉よりも杉林内の日陰の葉の方が赤さが濃い印象です。日なたの木を見ると淡い赤褐色で、ヤブツバキなどの新葉と変わらない . . . 本文を読む
大和町吉田地区北西部、吉田川支流上流部の林道沿いに伐採跡地が広がっていて、その外縁近くを踏査していると、近くの草地でカサコソと何かが動いています。音のする方へ歩み寄ると、草の隙間からチラッとヘビが見え、銭形模様があるのでマムシですね。私の足音で逃げ出したのではなく、ちょうど移動中のマムシに出くわしたということのようです。ゆっくりとクネリながら上手に移動していきます。
マムシの体色は赤褐色~茶褐色 . . . 本文を読む
大和町吉田地区北西部、吉田川支流の枝沢に沿う林道をしばらく上がって行くと、伐採跡地が広がっています。そこは北向きのなだらかな斜面で、伐採後2~3年しか経っていないことから丈のある草木が茂っておらず、どこでも自由に歩き回れそうです。下手の沢に沿った雑木林際を歩いていると、たくさんの黄色い花穂を立てた小高木が何本か茂っていて、その葉や樹皮の特徴からシラキと思われます。
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