大和町吉田地区北西部、吉田川支流の枝沢に沿う林道をしばらく上がって行くと、伐採跡
地が広がっています。そこは北向きのなだらかな斜面で、伐採後2~3年しか経っていな
いことから丈のある草木が茂っておらず、どこでも自由に歩き回れそうです。
下手の沢に沿った雑木林際を歩いていると、たくさんの黄色い花穂を立てた小高木が何本
か茂っていて、その葉や樹皮の特徴からシラキと思われます。
二枚とも2021.6.8撮影
手近な枝に咲いている花を観察すると、長い花穂の基部に小さな花穂が2~3本付いてい
ます。たぶん、長い花穂が雄花で、小さな花穂が雌花でしょう。
木としては雌雄同株ですが、花は雌雄異花ということになります。
何本かの木でそれぞれの花穂を見ると、長い花穂のみで小さな花穂が無い木もあります。
これは自家受粉を防ぐための仕組みで、雄花が花粉を散布してから雌花が咲くのでしょう。
2021.6.8撮影
シラキは2015年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/eef21bcd58b2b0bede3cd05f6c8a2a1b
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