登米市津山町、丘陵地の狭間の集落道をゆるやかに下って行くと、道下に田んぼが続いていますが、その内の数枚は耕作放棄されていて湿地性の植物が繁茂しています。田んぼへ踏み込むと少しぬかるみますが、草を踏みしだいて歩けば登山靴でも歩けますね。
そんな耕作放棄田に生えていたのがイグサです。畳表として用いられる草ですから、どなたにもなじみのある植物ですよね。直径1~2mmの細い茎ですが、しっかり立ち上がって . . . 本文を読む
登米市津山町、河川堤防上から河川敷へ下ると、作業道沿いの草地に黄緑色の太い果穂を付けた植物が島状に群生しています。昨年初めて出合ったミコシガヤかも知れません。歩み寄って確認すると、草体の割には太い果穂で、その下には三本の苞葉が伸びていますから、ミコシガヤで間違いないですね。
私の踏査では滅多に出合えない植物ですが、この河川敷では堤防下や排水路沿いの草地のあちこちに小さく群生しています。程よく人の . . . 本文を読む