一関市花泉町、丘陵地の集落道を上がって行くと、林際の道路法面に淡紅色の花穂を付けた植物が群生しています。歩み寄って観察すると、アカソに似ていますが花穂や葉が小振りなので、コアカソと思われます。
コアカソは湿った沢沿いの斜面や段丘下、道路法面や山間の耕作地周辺などによく生えている植物ながら、咲き始めの花穂を観察するのは初めてです。茎や花軸の赤みがとても鮮やかで、何かを発見したようで得した気分です。 . . . 本文を読む
一関市萩荘地区、山間部の休耕田の間の草深い農道を上がって行くと、所々に水が浸み出して路面を濡らしています。そんな湿った農道の草叢の中に、ごく小さなオトギリソウに似た花が咲いています。大きな群落はありませんが、農道や休耕田のあちこちに小さくまとまって生えています。たしか・・サワオトギリとかコケオトギリと言ったような ?
二枚とも2 . . . 本文を読む
一関市萩荘地区、杉林や雑木林の中の林道をゆるやかに上がって行くと、道の谷側斜面につるが絡んだ藪があります。何か話題性のあるつるでも絡んでいないか観察していると、つる葉の間に、ダンゴ状に固まった何かの実が生っています。初めて見るような ?
傍の葉を見ると心形で、表面にやや光沢があって、サルトリイバラに似た印象です。先ずはサルトリイバラを検索し、その前後に載っているつる植物と照合してみましょう。
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一関市萩荘地区、農道を上がって行くと休耕田のみになり、道も次第に草深くなって荒れてきましたが、道形はしっかりしています。休耕田の間を通り抜けて山林内に入ると、赤土が露出した作業道が東側へ上がっていて、雑木が伐採された場所に出ました。伐採地の林際に咲いていたのがシラヤマギクで、ふつうこの花は8月下旬頃に咲いているのを見かけるのですが、ここでは3~4株が満開になっていました。雑木が伐採されたことで日当 . . . 本文を読む
一関市萩荘地区、沢に並行する細い集落道を上がって行くと、山側斜面に茂る低木の葉に直径6~8mmの黒い実がたくさん付いています。これはハナイカダの実ですね。数年前に、まだ青い実を見たことはありますが、黒く熟した実を見るのは初めてです。この実は甘く食べられるようですが、私はまだ食べたことがないので、こんど出合ったら試食してみましょう。
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