登米市東和町、山越えの細い車道を上がって行くと、山側から下垂する枝にたくさんの青い実が生っているのを見つけました。樹下で見上げると、ツルウメモドキの実ですね。
この辺りでは、道路沿いや耕作地周辺などの林縁で時々見かけるつる性木本です。10月下旬頃には実が熟して黄橙色になり、やがて果皮が3裂しますが、まだ未熟ですから裂け目の筋は目立ちません。
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一関市花泉町、丘陵地の集落道をゆるやかに下って行くと三差路があって、その近くの農地周りの低木に鮮やかな紅紫色の花がたくさん咲いています。フヨウ(芙蓉)の花ですね。紅紫色の大株が3株、奥の方には白花が一株だけ植えられています。
フヨウにはよく似たアメリカフヨウという種があるようですが、私には両者の違いが判らないので、よく調べてから種の同定をしなければなりませんね。
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一関市花泉町、丘陵地の林道を上がって行くと、林縁の低木に青い実が幾つか生っているのを見つけました。樹高が1.5mほどで、葉がイタヤカエデのような形をしていますから、ウリノキの実でしょうか。5~6年前だったか、白い花を観察したことがあります。
実は青藍色できれいなのですが食毒は不明で、性質の判らない実の試食は怖いですし・・薬効についての記述も見つかりませんね。
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一関市花泉町、丘陵上の集落道を歩いて行くと農家や耕作地がなくなり、周囲には松混じりの雑木林が広がっています。この辺りも松枯れが進行していて、伐採されて積み上げられていたり、立ち枯れていたりと状態は様々です。
ここ数日雨が続いたので、何かキノコでも生えていないかと林床や枯木に注目して歩いて行くと、立ち枯れた赤松の幹の下部に、ラグビーボールを半切りにしたような形のキノコが発生しているのを見つけました . . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵上の集落道を歩いて行くと、道下の林縁の広葉樹に何かの実が生っています。樹下で見上げると、小さなナシの実ですからヤマナシでしょうね。この木の実は小さめで、直径4cmほどしかありません。葉を観察すると葉表にやや光沢があり、葉縁に鋭い細鋸歯があって、ヤマナシの葉の特徴と合致します。よってヤマナシと同定します。
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