南三陸町西部、稜線上の山道を山頂方向へ緩やかに上って行くと、道脇の落葉上に大きなキノコが2本生えているのを見つけました。大きな方は直径10cmほどあり、その色つやからシイタケのように見えます。ただシイタケは土に生えるキノコではなく、コナラやクリなどの落葉広葉樹の倒木や切株に生えるキノコですから、別のキノコかも知れません。
二枚とも . . . 本文を読む
南三陸町西部、稜線上の山道を山頂方向へ緩やかに上って行くと、点々とイチヤクソウが生えています。周りが枯葉ですから、光沢のある濃緑色の葉が鮮やかに見えます。しゃがみ込んで観察すると、株の中心から茶褐色のツノのようなものが生えています。これは新芽でしょうか、大きめの株では2本生えています。
幾つかの株を見て回ると、ツノは苞のようで、中に幼いツボミらしきものを付けた茎が収まっています。そうすると花芽と . . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵地中腹の林道をしばらく上がると、昨年ノハラナデシコを観察した場所に着きました。仲間のカワラナデシコやフジナデシコは根生葉で越冬するので、ノハラナデシコも根生葉が見られるのではと予想して再訪した次第。
華奢な感じの野草でしたから、根生葉が生えていても小さいのではないでしょうか。左側の路肩辺りに注目しながら上がって行くと、チチコグサのそれによく似た根生葉が数株生えているのを見つけま . . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵地中腹の農道を下って行くと、雑木林の林床に何かの新芽が生えているのが見えます。林に入って歩き回ると、あちこちにその新芽が生えていて、観察するとニッコウキスゲの新芽のようです。よく見かけるヤブカンゾウに比べて、葉質がやや薄く、葉幅が狭いですね。また、その周囲の林床はビチョビチョ水が浸み出していて、歩くと少しぬかるみます。
ニッコウキスゲの新芽は、山菜として食べられるようです。仲間 . . . 本文を読む