一関市花泉町、丘陵地中腹の農道を下って行くと、雑木林の林床に何かの新芽が生えてい
るのが見えます。林に入って歩き回ると、あちこちにその新芽が生えていて、観察すると
ニッコウキスゲの新芽のようです。よく見かけるヤブカンゾウに比べて、葉質がやや薄く、
葉幅が狭いですね。また、その周囲の林床はビチョビチョ水が浸み出していて、歩くと少
しぬかるみます。
ニッコウキスゲの新芽は、山菜として食べられるようです。仲間のヤブカンゾウなどはよ
く採取して食べますが、ニッコウキスゲは高山植物として花を鑑賞するためか、もったい
想いがあって食べたことはありません。東北地方では低地や丘陵地にも生えていますから、
けっして希少な植物ではないのですけどね。
三枚とも2023.3.29撮影
ニッコウキスゲは2016年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/6e4925d6eb9180be2c7618311e5ce0e0
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます