登米市東和町、山間の集落道を下って行くと、民家の私道脇に植えられた常緑広葉樹に、黄色い花がたくさん咲いています。立ち寄ってみるとヒイラギナンテンの花で、長さ10cmあまりの花穂がたくさん付いています。
花は下向きに咲くためか、つぼ型に咲いています。咲く順番は花穂の元の方からで、既に元の方には小さな紡錘形の実ができています。今は先の方しか花が残っていませんから、花期の終盤に当たるのでしょうね。
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登米市東和町、山間の集落道を下って行くと、林縁から道路側に枝を伸ばす低木があて、早くも新葉が開き始めています。葉が奇数羽状複葉ですからニワトコの木ですね。葉の付け根には魚卵のように固まったツボミが付いていますが、まだまだほぐれそうな様子ではありません。この辺りでは、ニワトコの花期は5月の連休頃ですからね。
ヨーロッパの伝承や小説に登場する魔法使いは「魔法の杖」を用いて魔力を増幅させるのだという。 . . . 本文を読む
登米市東和町、山地中腹の林道を下って行くと、杉林を通り抜けて明るい雑木林の中を通るようになります。林床に笹類が生えていないので自由に歩き回れ、沢近くまで下ってみると、南向きの斜面のあちこちにカタクリの葉が出ていて、二つ葉の中には中心から花茎を伸ばしてツボミを付けている株が幾つかありました。
カタクリは種子で増える植物で、発芽後5~6年は一枚の葉を出すだけです。6~7年経つと鱗茎が大きくなって二枚 . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町、山中の踏査を終えて牧草地化した休耕田の中を下って行くと、道脇の草地の中にアサツキらしき根生葉が生えています。歩み寄って確認すると、アサツキよりも葉の色が濃いような ? それに葉がアサツキのような円筒形ではなく、断面が浅いU字形のように見えます。何の根生葉でしょうね ?さらに下って行くと、道脇の他に牧草地の法面にも生えていますね。私が見つけただけでも、合わせると20株くらいはありそう . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町、山中での踏査を終えて耕作放棄地の中の農道を下って行くと、かつてウマノアシガタ(キンポウゲ)が群れ咲いていた場所を通過します。2月下旬に通過した際は根生葉が全く生えていなかったので、絶えてしまったのか、時期が早すぎたのか判断できませんでしたが、1か月後の今日はどうでしょうか ?
枯芝の農道を探しながら下って行くと、近接して5~6株の根生葉が見つかりました。葉表が濃緑色で掌状に3~5 . . . 本文を読む