南三陸町南部、沢沿いの林道を上がって行くと、沢近くに若葉が茂る小高木があって、たくさんの花穂が吊り下がっているのが見えます。藪状の斜面を下って確認するとチドリノキで、タイミング良く花が開いたばかりのようです。花色が若葉と同じで地味ではありますが、吊り下がって咲いているので風情があります。
木によっては花が終わっていて、「への字」形の果実に変わっていたりします。半日陰以下の場所を好む木ですが、その . . . 本文を読む
一関市藤沢町、台地上の集落道を巡っていると、農地が途切れ山側の斜面が道路まで続いている場所があり、そこはまだワラビガラや枯草に覆われています。よく見ると、ワラビガラの間から濃緑色の細い葉が叢生していてますが、何となくアサツキとは違うような ? 少し斜面を登って確認すると、1か月前に本吉町で観察したツルボのように見えます。部分的にワラビガラを取り除いて観察すると、葉表の中央が樋状に窪んで . . . 本文を読む