猫の駅長が恩返し?=人気沸騰、ローカル線に活気-和歌山 2008年8月31日(日)15:30 (時事通信)
一度は廃線が決まった和歌山電鉄貴志川線(和歌山~貴志)の利用者が昨年以降急増している。
無人駅の貴志駅に居着いた三毛猫「たま」を「駅長」に任命、
ホームページに掲載するなどしたところ人気が爆発し、
一目見たさに観光客が押し寄せた。
今年のお盆期間(8月11日~19日)に売れた1日乗車券は昨年の約1.9倍になった。
たまは1999年春に誕生。
清掃作業員が拾った捨て猫が産んだ子猫のうちの1匹で、
駅で売店を経営する小山利子さん(49)が「たまが一番見栄えが悪かった」と話す。
段ボールに入れて飼い主を募集したが見つからなかったという。
2004年10月、当時の経営会社の南海電鉄が同線の廃線を表明。和歌山電鉄が06年4月、後継会社として開業した。
この際、駅に居着いた猫をどうするかが問題になった。
排除する方向で話が進められたが、小山さんは「このまま駅に置いてほしい」と直訴。
小嶋光信社長らが、猫に肩書を与えてイメージキャラクターとして残す名案を思い付いたという。
07年1月にたまは「駅長」に就任。現在も貴志駅に居着く母猫など、他の2匹も「助役」になった。
同駅の利用客はたま駅長誕生後、約2割増。06年度の貴志川線の利用者も、前年度より約1割増え約211万人となった。 [時事通信社]
私もたま駅長の事をニュースで知り、2回も見に
行ったぐらいですから、猫のパワーは、すごいと思う。
社長が、もし駅長に任命しなかったら、何も話題性がなく
ローカル線も赤字になって廃線に、
なったかもしれません。
たまちゃんパワーはすごいと思う。