何と言ったらいいのだろう。
首を切り落とされ、脚も切り落とされ、胴体が残った。
その現場写真がこれだ。
犯人は、私だ。
生前の姿。
だが、これで死んだわけではない。
植物は偉大だ。
情報としてはだいぶ前から知ってはいた。
ハウスがあるので、バラバラ事件を決行することにした。
首を切り、脚を切って土に挿しておくと御覧の通り再生する。
それも二つの頭を持って。
脚も同様だ。
バラバラ事件によって、一つのものが二つになる。
すなわち、枝豆の収量が倍になる。
最初は死んでしまうかと思って、二体だけ生体実験をした。
その結果見事に復活した。
『八十八夜の忘れ霜』。太陽暦では五月二日頃。
このゴールデンウィークは菜園作業。